日本初!アナル専門女性用風俗『ブティック』の茶話会に参加してきた

 日本初!アナル専門女性用風俗『ブティックの茶話会に参加してきた。いきなり情報が渋滞しているが、要は、「アナルプレイに興味のある人々とそれをするのが得意な人々が集まってお茶を飲みながら談話する会」が開かれたのである。性癖としてはニッチだし、飛び交う話題はアダルティかつ刺激的だが、笑いや感嘆の絶えない居心地のいいイベントだったとおもう。

 女性用風俗、略して女風(じょふう)とはその字面があらわすとおりユーザーが「女性」の風俗店のことである。業界にはさまざまなコンセプトの店舗が存在するが、『ブティック』はアナル(肛門)専門。施術者であるセラピストは身体の性が男性・女性ともに在籍しているが、心のありかたや性的嗜好はそれぞれだ。

 

 特筆すべきは、セラピスト全員が自分自身のアナル開発を経験しており、アナルプレイのきもちよさを体感でわかっていて、危険な行為とは何かを心得た上で「痛くない・怖くない・気持ちいい施術」の試行錯誤を重ねているところである。セラピストが受け手にも攻め手にもなれるので、ユーザーも「受け」「攻め」どちらも体験することができる。相手の性別を問わずアナル経験がおり、プレイ全般やそれに付随する知識・経験が豊富なひとだけを採用しているのも専門的な強みがあると言えるだろう。

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以下、ブティック公式HPより抜粋。

皆さんは自分のお尻の穴を触ったり、そこに何かを入れたことはありますか。セックスやオナニーなど性的なことをしている時に、それをしてみたことはありますか。考えたこともない、怖いという人もいるでしょう。でも、してみたら少し気持ちよかった人や、興味がある方もいますよね。私達はお尻の穴(アナル)で気持ち良くなってみたい女性のために、当店を設立しました。日本初の「アナル専門女性用風俗」です。

・アナルは経験がないが、気持ちいいことをしたい
・過去に試してうまくいかなかったが、まだ興味がある
・もう経験があるが、その先が知りたい
・成人向け漫画やBL、AVで見て興味がわいた
・パートナーに気持ち良くなってほしい

上のいずれかに当てはまる方は、当店のお客様です

 女風『ブティック』茶話会は、一部(12:00~13:30)と二部(13:30~15:00)にわかれており、参加者は入れ替え制で行われた。定員は各10名、90分の談話。お茶や珈琲、お菓子などの飲食物は店長の奈央さんを筆頭とするセラピストたちのチョイス品が並ぶほか、参加者が好きなものを持ち寄ったりお目当てのセラピストに差し入れたり。開催1回目ということではじめは緊張感もあったが、次第に和気あいあいとしたようすになっていった。

 

 席移動は自由。皆さんがふだん疑問におもっていることや、今だから聞いてみたいこと、ここでしか打ち明けられない思い、ぶっちゃけアレはどうなんですか?みたいな質問まで、話題の幅は広かった。トークテーマが「アナル」中心のエロティックなグラデーションに染まっていくというだけで、びっくりするくらい朗らかな空間であった(いやっ、本当ですよ)……。ちなみに、茶話会の開催場所には「女風バー・ I AM THAT I AM」といって、女性用風俗『ブティック』のほか『アーメン東京』『ヒメゴト東京』を統べるアイアムグループ運営の店舗が採用された。

【 どんな話題がでたか? 】
・参加者のアナル関心度や開発具合はどんな段階か
(興味あり未経験、経験済み、アナル沼にどっぷり、開発側への意欲あり、など)
・どんなルートで『ブティック』茶話会を知ったか
・お尻を自己開発するときの心構えや方法、あると便利な道具など
・自分のアナルを触れられたくない人の頑なさを解く方法はあるか
・実際の施術(アナルプレイに至るまで)で気をつけていることは何か
・お尻がきもちよいとかんじるようになるまでのヒント集
・身体が男性と女性ではアナル開発やプレイにどんな差がでるか
・どれくらいの(指や手やモノの)太さや大きさまで突っ込んだことがあるか
・メンタルが落ち込んだときどうやって回復させているか
・風俗店の口コミを読むか? 自分が書くときに注意していることはあるか
・他店のおすすめセラピストさんに関する情報共有
・各セラピストさんのこれまでの業界&プライベート経験について
・奈央さん直伝「性のブートキャンプ」の効用はいかほどか(施術経験者に伺う)
・女性用風俗と男性用風俗ではどんな客層の違いがあるか
・膣とアナルの感じかたに違いはあるか
・外部刺激で「イく」方法にはどんなものがあるか
・みんなどんなオナニーをしているか
・新しく入店するセラピストさんはどんな人物か
・『ブティック』応募に必要な履歴書の記入難易度について
・持ち込みや差し入れ茶葉&お菓子の試食会でまったり感想

などなど、わたしが把握しているぶんでもこれだけあった……!

 

 ここまでの話、正直言って「風俗店だしアナル専門だし、とっつきにくいったらありゃしない。自分には関係ないだろう……」という印象が強いかもしれない。でも、「休日の昼間からお尻の穴に興味のある人とのんびりティータイムをともにしてくつろごう」という発想がでて、そこに実際の女風ユーザーやデビュー前の情報収集者が集まってくるのだから、だいぶレアな環境ですこぶる面白かったのは確かである。これが成り立ってしまうのは、女風『ブティック』在籍セラピストたちがSNSでみせている人柄やバックボーンによるものが大きいとおもう。女性向けのアナル専門店について気にちゃっちゃったかた、いるのではないだろうか……?

 

▼奈央(なお)さん

女性用風俗『ブティック』店長兼セラピスト、系列店『アーメン東京』在籍中。女風ユーザー向けの施術だけでなく、女風店舗向けの研修(講師)や現役セラピストへの座学・実践アドバイスなども垣根なく行う。「アナル四十八手」をリクエストできるレアキャラ。セラピストとしての活動は2023年3月までの予定。Twitterの動向をチェックすると女風界隈のことがいろいろ伝わってくる、かも。

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▼翠(みどり)さん

東洋医学を学ぶ傍ら、女性用風俗『ブティック』だけでなく男性向けアナル専門M性感のキャスト、SM店では女王様としても勤務している。まずは「からだをほぐす」ことに注力し、心の緊張を解き放つまでゆっくりやさしく性感を進めてくれる。身長149cmと小柄でけっこうボーイッシュにみえるが、ご本人の演出によってはグッとアダルトな妖艶レディにもなる。日常生活から心身を整える知識が豊富で、女性ならではの相談ごともしやすいとおもう。

▼辰巳(たつみ)さん

『ブティック』公式サイトによると「セクシャリティはパンセクシャル(全性愛)のタチ。プライベートではトランスジェンダー、女装子、ニューハーフさんたちとの関わりが多くアナル経験が豊富」。下記の口コミはわたしが書いたものだが、AF(アナルファック)にたどり着くまでの身体の準備や経路などを丁寧に教えてくれるので頼りになる。おすすめグッズなどの情報交換をTwitter経由で気兼ねなくできる。クールなおじさまに見えるが実際はおちゃめ。グミ大好き。

▼昴(すばる)さん

SMクラブ『帝(みかど)』にも在籍中。ご本人のツイートによると「大人のおもちゃにも無駄に詳しいので、おしりでのセルフプレジャーや男性のおしりを攻める用のおもちゃのご提案も可能」とのこと。催眠術も使える。身体が気持ちよくなるための施術研究家。日ごろツイキャスでの日常報告やファン交流をよくしているので、どんな人柄なのかをSNSでご本人の「声」を通してチェックしやすい。イチャ甘だけの女にはならないわよ!と快感の追求を主張するが、実はしっかり甘えさせてくれる接近上手なお姉さまなのを茶話会でかんじとった。

 女風『ブティック』茶話会の次回開催は12月の予定。「ちょっと気になっちゃったけど、いきなり誰かを指名するのは難しいな……」「本当のところ風俗でアナル処女を失うってどうなんだろう……?」など、妙なモヤモヤを抱えさせてしまったかもしれないが、新しい扉をひらいてみたい気持ちが少しでもわいたら、まずは各セラピストさんのTwitterチェックをおすすめしたい!ぜひ!ぜひぜひ!

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