ゆかいなゆかいなFFUG映像祭(と輸入DVD)でみた映画の世界♪ その3

さあて 今年も差し迫ってまいりました、みなたま、いかがオスゴシでござんすか? ぼちぼち秒読みカウントダウンが、来ているあなた、それではいきますか!れでぃー! 13万8654秒!13万8653秒!13万8652秒!13万8651秒!13万8650秒!13万8649秒!13万8648秒!13万8647秒!13万8646秒!…   この数年わたくし風邪とは無縁でござんすが、これはいわゆる体育会系のおじさんが、念仏のごとく唱える、 気合いだ、気合いだっ、気合いがたりん!きさまー!それでも帝国軍人か!男たるもの、なにはなくとも気合いでぶつかれー!気合いだ、気合いだっ、気合いがたりん!なにはなくとも気合いでぶつかれー!おらおらおらおらおら。 という観念がかろうじて適応されてもいい問題でしょう。                 ラッシャーkさん… にてねー!てかぶきみっ               「やめて、やめて、おろしておろして」            ウチのアニマルまめぐちは臆病だ          しかし栄養がいいので毛並みはいい   これは寒さに対応するには「ぶくぶく」着ぶくれするのではなく、薄着で「がつがつ」動き回ることで発熱するのが一番です。寒い時に「がつ がつ」動くとはまさに気のもちようってやつが必要。 そしてすばやく動くと熱を出しやすくなるから、テキパキと行動して、さっとひく…1日に何度もリセットしては動く、休憩…、この繰り返し。寒暖の差に適応能力がつきます。 とまあ、そろそろ本題に。   まいちゃんの日常ディレクターズカット版、こちらは予告PVということで、フラッシュバックな映像が連続してかなりの期待をさせる! ということですが今回は「血肉の館」とのサブタイトルが加わりましたが、残念ながらというか、追加フッテージの中身はほとんど謎でした。もっとも「いけにえ」のオープニングみたいに緊張感があったな。なにか恐ろしげな秘密というか、印象として刻みこまれるようなサブリミナルな予告。 「血肉」とか「館」とかいう言葉も80年代ホラームーブメントな色合いを感じさせるキーワードに我々の年代には琴線に触れるものがある […]

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ゆかいなゆかいなFFUG映像祭でみた映画の世界♪ その2

紫月いろは ドキュメンタリー映画『人間(じんかん)D59』   監督:無冠のTO     自分で縛る「自縛」フェチの女優さんの「告白」ドキュメント映像も個性炸裂ってな感じでしたね!   病んでるって一言でいわれるような常識そのものみたいなやりとりでは分かってもらえない。その嘆きもあり、一方でそういう自分をどう「理解」するか、という悩みももちろんあるのですね。   もっとも「人様」の趣味は多種多様、僕には楽しくても他の人には?ってなことはいっぱいあるのですから、別に「緊縛」だけが小難しい理屈をもって「なぜ?」とか分かってもらいたい、とか思うこともないわけで好きなことやってるんだからそれでいいじゃん、っていえばそれまでなんだけどそれだけではここまで自分を「痛めつける」という激しい行為には単に趣味というだけではない深ーい人間の心の奥を照らす明かりがいる。   人間の感情は寄りかかりあいその中で生まれ、自分の言葉に対話が成り立つ他者がいなければならない。 ドSとかドMとかいっても、いいけど、僕はどちらかだけの人とかいない、というか相手がないと成立しない対の言葉である以上、お互いを必要としている、という意味では「対等」なんじゃないかな。 この縛りに関しては片側が著しく苦しい、抵抗不可の状態にされるから簡単にいかないんですが、 縛る側も真剣に取り組んでいく程に、単なるSという以上に相手へのなにか深い感情がわき上がりお互いの存在を強く意識してゆくのではないか?   業者用(?)ご自分仕入れの縄とのこと…。ツイッターより頂き画像。 相対的に相手の存在があっての自分の存在があるという関係性はかなり「対等」にも近づいていく。   日常の景色にはこうした激しいパフォーマンスとはかけ離れているようでもどこか、人間の行為である以上は類似なことが含まれる。 ここまでの状況でなく日常にありがちな「対話の中のSとM的」。   例えば子どもがお母さんに甘えて「おもちゃ買ってー!」という 母親が「欲しがってばっかり!もうお母さんを困らせないで!」としかる。 こども「びえええええええええええん!」と泣く。   罵倒する母はSか? 怒鳴られて泣き出す受け身だから子どもはMか? […]

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ゆかいなゆかいなFFUG映像祭でみた映画の世界♪ その1

さあて、今回のBlogはFFUG01にたいそうにもプレスの札を頭から下げて「関係者でござい」ってな感じで参加させていただきました。BAVAMARIOです。     しかしソフビ人形のような眼鏡小僧が入り口 で「あ、Blogを書くので来ましたけど…」 というあいかわらず舌っ足らずな説明で受付の方も「?」という表情になったのを僕は見逃しませんでしたよ。 第一僕もBAVAMARIOというペンネームで書かせてもらっているというのに、なんだって素の表情でシマノです、とか名前をいっているのか?「申請とかはされてますか?」という問いに 「いやあ、口約束でして、ひひ」という舌足らずかつあやしい説明にまた「?」という表情の受付の方、失礼しました。 なにはともあれ、表にシマノと普通に名前を書き込んで通行証をいただきまして、なんとかクリア。よかったよかった。 とまあ、映画部門担当がここでレポートせんでどうするのか、という小さな責任感もありざっくりとマイ感想などをひとつ。 商業化されていない思うままに撮った的映像もあり楽しませていただきました1日。もっとも次の日に足が筋肉痛になり、うへえ!やばい、こむら返りってやつの前兆感がぴくぴくとしてきておる。それってなるとかなり痛いからマッサージ中。一応は関係者で入っているので席があいてたら後ろにちょこんと座ることはあっても後ろの壁に寄りかかって見ている時間が多く、その体勢を一日していたのが主なる原因です からだはあまやかさないのが大事と思っているので立ってみることくらいなんてことは、という気持ちを打ち砕くような筋肉ピキン状態な今です。 地下に入って大きな布製の靴下みたいなのを靴の上から履くそうで、入り口に長椅子があってそこに腰掛けでくださいというお声が。 なんだこれ?なんか変な袋渡されて腰掛けて一体なにを始めるのだろう? ちらっと説明を聞いた気がするんだけど、シューなんとか…っていってた?聞きなれない言葉だから??シュークリームでもおやつに出るのか??と思ってたら土禁ってことか。             ↓          ?           […]

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フェチフェスアンダーグラウンド映像祭 ~「アチラ側」への道、こちらです~

初めまして!フェチフェス新人ライターのemil(エミル)と申します。美酒と美食と美女と美少女が大好きなアラサーです。皆様どうぞよろしくお願いいたします。 11月8日(日) 千駄ヶ谷So Spaceにて開催されました、「フェチフェスアンダーグラウンド映像祭」へ行ってまいりました。目にされた方も多いであろう印象的なフライヤーには、「君の感性は尖っているか」と綴られていましたね。どうにかこうにか回答したいぞと馳せ参じたのですが、その空間は流石フェチフェス、「フェチとは何ぞや」のオンパレード。会場は、物販ゾーンと映像上映ゾーンにわかれておりました。受付を済ませ、物販ブースゾーンからお邪魔します。 のっけから眩い美女、みおりさんが迎えてくれました。眼福です! 実は彼女、白い太ももが大変に痛々しい状態でした。ご本人は平然としていらっしゃって、笑顔でお写真にも応じてくださったのですが、こ、これは・・・オトナの事情で掲載NGです。実際に会場へ行かないと知れないこともある。こんな素敵でデンジャラスな出会いも、イベント参加の醍醐味ですね。 ちなみに物販では、氏賀Y太さんの同人誌や、ゴア・フェティッシュアートフェスティバル「艶惨」のフライヤーなども手掛けるGENKさんのイラストがプリントされたTシャツなどもありました。So Cool!! そして、死体写真家・釣崎清隆さんのブース。釣崎さんの写真が私達に見せてくれるのは、肉の形。生の先にある死の姿。そこに息づく、命の気配を感じとることができました。 MADシリーズでお馴染み、V&Rプランニングのブースでは、なんと歴代のデスファイルシリーズとジャンクシリーズのVHSパッケージラベルを一挙大公開!マニアにはたまらない&こういうものが好きな人の好奇心に火をつける素敵なコレクションでした。DVD化されていないところもまた、ファン心理をくすぐります。 ちなみにこういった映像や情報は、東南アジアから仕入れてくるのだそうです。現代日本は清潔すぎて綺麗すぎて、汚いものや醜いものを見る機会がありませんね。死だって、多くのものが病院や警察で管理されています。死を、触れてはいけない、聖域にあるようなものにしてしまうのって、本当に良い、いや、正しいことなのでしょうか。・・色々と考えさせられてしまいます。 そしてこちらは、人体をモチーフとした立体作品やタトゥーシールなどを制作するREINAさんのブース。売り子のかちゅしぃ~さんと、仲良しツーショットいただきました。売られているタトゥーシールは、ポップで猟奇カワイイ! おふたりともオシャレに貼っていらっしゃいました。ハロウィンは終わってしまったけれど、クリスマスパーティーや忘年会にも使えそうですね。 明るくて優しくて笑顔が素敵なお二人のまわりには、ファンの方が次々と集まっていました。デザインフェスタにも出展されるそうなので要チェックです! 映像上映ゾーンは、コンペディション部門と招待部門に分かれておりました。コンペ部門では、事前に公募され、審査を通り抜けた映像作品が、観る方々の感性を刺激します。世界各国から集まったキレッキレの作品達、私もいくつか拝見しました。日本で生まれ育ったがゆえの共通認識に納得したり、海外アーティストゆえの発想や着眼点に驚いたりしながら楽しませていただきました。文化的背景などによっても使われるモチーフが異なっていて、「文化が違えば感覚も違うんだな」と、改めて感じたりもしました。 どういうことかと申しますと、たとえば。日本のお化け屋敷は、どことなく湿っぽくて陰気くさくて足のない幽霊が出てくるけれど、欧米のホーンテッドハウスは、甲高い悲鳴が聞こえたりゾンビがおそいかかってきたりする。そういう「感覚の違い」です。 ちなみに、土足NGの地下フロアでは、靴にカバーをかけていただきました。私はこのカバーに、なんともいえない胸キュンを覚えてしまいました。嗚呼・・・禁断の世界に入る感じがする。ただ土足がダメなだけなのに。妄想炸裂。 そして私はこのたび「実は今日がフェチフェスデビューなんです」という、はにかみ笑顔が最高に可愛らしい、フェチフェスガール研修生のめらみるくちゃんを激写させていただきました。やったね! 彼女のポテンシャルに期待が高まります。 物販、18禁ブースにもお邪魔しました。ラバーフェチ、ゼンタイ、アニメやその他諸々、沢山のDVD作品を手に取ることができました。 黒ゼンタイにウサギ耳の素敵なお客様も激写させていただきました。もっとお近づきになりたかった・・。私も次回はゼンタイ着用しちゃおうかしら。うーん、ラバーも捨てがたい。困ったものです。 招待作品の上映ゾーンでは、氏賀Y太原作、佐藤サド監督、ニコニコ生放送でも話題持ちきりだった「まいちゃんの日常」PVも放映されました。そして2016年、なんと新作「まいちゃんの日常:血肉の館(仮)」が公開予定です。原作には登場しなかったキャラクターとして新作に登場するメイド役、名無しの千夜子さん、同じく出演女優の今駒ちひろさん、さらには佐藤サド監督と、3人の舞台挨拶もありました。フェチフェスだからこそ笑えてしまいましたが、多分あまり笑ってはいけないような気もする撮影秘話などが盛り沢山のステージに、集まった皆様も大興奮。公開が楽しみです! そして個人的にも沢山笑わせていただいたのと、お客様一体となって大変盛り上がっていたのが、下関マグロさんと早川瀬里奈さん、範田紗々さん、REINAさんの4人によるトークショー。皆様の出演作や作品、それぞれのフェチ、性癖など、ぶっちゃけトーク炸裂でした。観客の皆様も自然とオープンになれていて、どこか温かい空気に包まれる会場内。 こういう話って日常生活ではタブー視されがちだけれど、ふとした突破口があると色々な人の口から「実は自分も・・・」とこぼれてくるから不思議です。誰もが、何がしかの「人に言えないコト」を抱えている。そしてそういうものを時々表に出せる機会があると、ものすごくスッキリして自分を受け入れてもらった気になれたり、他人に対する理解も深まったりするのだと思います。そういう役割を担っているもののひとつとして、映像や造形を創作するアーティストや、パフォーマンスを提供する俳優がいる。彼らが私達を、「日常の向こう側」すなわち「アチラ側」へと連れていく手伝いをしてくれる。「死」なんてのも、「アチラ側」を想起させる判りやすいキーワードだから、とても引力がある。引きずり込まれそうになります。 もちろん本当は、アチラ側に何か素晴らしいものがあるわけじゃなくて、誰もが、自分の内側に、甘美な何かを持っているのです。フェチって、そこへ向かうための妄想なのではないでしょうか。「フェティシズム」という言葉は、もともと文化人類学の分野で生まれた言葉で、現在一般的に認知されているものとは少し意味が違います。けれど「ある人間のもつ特別な価値観」という意味では共通しています。その価値観は本来誰かと共有できなくて構わないはずなのだけれど、それでも人間は「人のあいだ」に生きている生き物だから、時々ふと、共感したくなる。そのための場として、フェチフェスが有意義な存在なのではないでしょうか。そんなことを思いました。 今回の上映作品、トークショー、全てをご紹介できているわけではありません。どうかご了承ください。本当はまだまだ書きたいことがあるのですが、あとは皆様の感性で、道なき未知の道を、歩んでいただきたいと思います。 […]

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20世紀末から新世紀に暴走した、サブカルト雑誌の金字塔BURSTをご存じだろうか?

20世紀末から新世紀に暴走した、サブカルト雑誌の金字塔BURSTをご存じだろうか?

その雑誌のライターさんたちのイベントに行ってきた! “元BURST編集長ピスケン・プレゼンツwebマガジン BURST Zero発刊記念トークライブ「俺にだって悲しみがあるんだ」”(9月30日 於:新宿ネイキッドロフト)

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