むちフェス02~肉感アート展~<その4>5階の風景~コスプレとアートの共演にコアなファンが詰めかける!バラエティー豊かな肉感作品の美学!
むちフェス02会場の5階は、コスプレイヤーさんのROM販売&撮影に加えて、ソフビやイラスト、同人誌など、様々なアート作品が集い、バラエティー豊かなフロアとなっていた。壁際では、ポーズを決めるレイヤーさんをお客さんが撮影中だ。一方、各ブースには、売り子さんと楽しそうに談笑するお客さんや作品を一つ一つ手に取っては眺めているお客さんの姿があった。今回の記事では、様々な楽しみ方のある5階の風景を紹介しよう。
こちらの色っぽいお姉さんは、『はいか×らびっち』ブースのあきとんさんだ。水龍敬先生の『おいでよ!水龍敬ランド』を手に、「今日は『水龍敬ランドxフェチフェス』の前売り券を売りに来ました!」とのこと。彼女は、『水龍敬ランドxフェチフェス』のオフィシャルマスコットガールを務めるのだ!
「男の子のアニメキャラを女の子がコスプレするんです。特に、90年代の懐かしいキャラクターを中心にコスプレしています」――そんなあきとんさんからいただいた名刺には、某人気マンガの男子キャラが写っていた。
こちらは『ふくねこや』ブースの福山ねねこさん。むちフェス初参加の彼女は、かつてモデルとして活躍していた方である。「太ってからは、むっちり系で撮影したいと思ったんです。今の体型と年齢で作品作りにチャレンジしています」彼女は緊縛にも挑戦し、むっちり系熟女の魅力を発信しようとしているのだ。
むちむちちくばんROMの『桃屋』とソフビフィギュアの『サンガッツ』のコラボブースがこちらだ。『桃屋』のあんずさんは、「(半獣人サークル『muzzloop』の)十狐(テンコ)ちゃんを目指して頑張っています!」と夢を語り、ケモノ系コスROM『ミートレイジ』について解説してくれた。このROMは、食肉牛の悲哀を描いた作品だそうだ。
一方、サンガッツさんは、「ぽっちゃり古代娘」や「ぽっちゃりマフラー娘」、「乳神様」、「まんこちゃん指人形」など、様々なソフビを販売。「ぽっちゃり古代娘」は着色していないため、千円というお買い得値段だった。
こちらは『チーム絆創子』の絆創子7号・座敷わら子さん。
絆創子達のROM作品に加えて、WAM(ウェット&メッシー=人間が汚れることに対する性的嗜好)を扱った作品もあった。「商業ではないものを作りたいので、あまりメジャーではないウェット&メッシーのROMを作りました」とわら子さん。一風変わった作品が多いのも、『チーム絆創子』の魅力である。
『ACS』のみけこさんは、青い布で大切な部分は隠しているものの、かなり大胆なお姿で接客していた。むちフェス初参加の彼女だが、ニコニコと楽しそうにお客さんと談笑していた。
艶めかしいむっちりボディをお持ちのみけこさんは、コスプレであんなことやこんなことをする動画を販売していた。彼女のあられもない姿がばっちり写っているパッケージに、思わず私は見入ってしまった(笑)
赤いランドセル・体操着・リコーダーというお姿のお嬢さんは、『正しい世界』の天翔RUKAさんだ。
「お尻フェチ」を自認するRUKAさんは、ファッションにも独特の拘りがあるのだ。ランドセルやおしゃぶり、制服、体操着といった、少女を彷彿とさせる衣服や小道具を着用していろいろしたいとのこと。少し前に黒の吊りスカートを購入したので、それを活かした作品を作る予定だそうだ。タイツを破かれているところを写真に撮ってもらいたい――そんなフェティッシュな願望についても熱く語ってくれた。
この後、私は、5階の深奥部へと足を踏み入れることとなる。その模様については、次回の記事で紹介したい。(続く)
写真・文=みみずく