
喜多征一『逝かせ縄LIVE』in 新宿ROSSOを観てきた!
2023年11月26日、四ツ谷の某スタジオから新宿ROSSO(ロッソ)に場所を移しての初舞台となる喜多征一『逝かせ縄LIVE』を観てきた。緊縛モデルは京さん(初登場の新人)、ねねさん、蓮花さんの3名。 これまでは4名を基本としていたが、今回からはひとりあたりのショータイムを十分とれるようキャスティングしている(各60分~)。じっくりと縛ることで、より一層それぞれの個性、好み、感情、無意識にあふれでる物語を観察しやすくなったのではないかと思う。 https://t.co/vuIvli0vdK in Tokyo 京【初出演】https://t.co/hxswlc6Go7 @smluvury — 喜多道場 (@StudioGlamdy) November 28, 2023 ステージは照明のみで無音、縄や鞭の音と舞台に上がった人の声だけが耳に入ってくる。ライブが始まる前こそ緊縛師の喜多征一さんが談話をして客席にただよう緊張をほぐそうとするが、ひとたびライブが始まれば息をのむほどの集中力で皆を魅了していき、和んだ心をキュッと引き締めてくれる。もちろんゆったりとした気持ちで眺めてよいのだが、目の前で行われてゆくことが私たちの心を弛緩させないのである。 「緊縛は最高のオートクチュールである。」と、喜多征一さんは言う。ライブを観ていると感じるのだが、単に緊縛のワザをステージごとに変えているわけでも、披露する緊縛の型をあらかじめ決めているわけでもない。モデルはステージに上がるところからずっと様子を観察されており、その日その人その瞬間のコンディションに寄り添った縛りが提供されてゆく。 ここで言う「寄り添う」とは「全力で向き合う」ことであり、手を抜くとか、手綱を緩めるとか、適当にやるなんてことでは決してない。かといって、ただキツさや厳しさや強さを与えるわけでもない。 2023.11.26逝かせ縄LIVE 緊縛 喜多征一先生 @seiichi_kita 撮影 ミキさん @nipperken1122 ミキさんいつも素敵な写真ありがとうございます✨ […]
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