デパートメントH 2015年6月～ロータス（座禅）サスペンション初挑戦の渡邊みりさんへのインタビュー
2015年6月のデパートメントH（通称「デパH」「デパチ」）では、開場と同時にステージでサスペンションが行われた。
サスペンションとは、人体にフックを通して吊り下げるパフォーマンスである。この夜も、身体改造界の第一人者・ケロッピー前田さんがMCを務め、プロフェッショナルサスペンションチーム・THEフッカーズが5人の挑戦者を頭上高く吊るした。
今回は、いつもフェチフェスを盛り上げてくれるフェチフェスガール（FFG）の渡邊みりさんが、「ロータス（座禅）」と呼ばれるサスペンションに挑戦。FFGN特攻隊長らしいパフォーマンスで観客たちを大いに沸かせたのだ。大活躍だったみりさんにみみずくがインタビューした。
みみずく：お疲れ様でした。みりさんは今回ロータスサスペンションに挑戦していましたが、そもそもサスペンションは何回目ですか？
みり：正確に数えていませんが、今回で7か8回目くらいかな。
今回は初めてサスペンションを経験した時と同じくらいに緊張して当日を迎えました。
みみずく：どうして緊張したんですか？
みり：今まで経験があったのは「スーサイド（背中）・スーサイドの変形・チェスト（胸）・ニー（膝）」あたり。
それって、足の内側にフックを通した経験が無いってことなんです！
足の内側は自分で強く摘んでみただけで、かなり痛い！
みみずくさんも自分で試してみてください(・∀・)
私は普段の活動柄「痛みに強い。または痛みに鈍い」「痛いのが好き」と思われていることが多いです。
……が、正直なところ、痛みには人並み以上に弱いし、痛いのが好きなわけでもありません(笑)
しかも、吊り上がっている時に、ある程度自由に動くことが出来るスタイルしか経験が無かったんです。
今回のスタイルは動けない…！
というわけで、サスペンションの経験はあるとはいえ、色々と初めての経験なので緊張していました。
みみずく：「緊張していた」と言う割には、ステージ上ではずいぶんと元気いっぱいだったような……（笑）
みり：そうかな？(笑)
私はTHEフッカーズの技術に全幅の信頼を置いているんです。
だから事故に対する不安からくる緊張はありません。
経験したことない場所へのフックなので「観客がいる場なのに、痛くて我慢できなかったらどうしよう…！」という種類の緊張です(笑)
終えてみたら「楽しかった～ヽ(・∀・)ノ」でした(笑)
THEフッカーズの皆さんは、準備中も緊張を和らげるような気遣いをしてくださるんです。
いつもステージ前に、たくさん笑ってます。
今回も吊る為の準備中に、面白いエピソードがいくつかあるのですが、それは秘密(笑)
みみずく：「秘密」とか言われると、よけい気になるんですが……
みり：気になる方は、ぜひ「吊り屋」「吊られ屋」の面々と仲良くなりましょう！
見た目のインパクトが強い方が多いので(笑)怖いかもしれませんが、気さくで優しい人達ばかりですよ★
「吊り屋」「吊られ屋」というのは、THEフッカーズのグッズであるTシャツネタです。
私も今回、会場入りしたときの私服は「吊られ屋」Tシャツを着ていたので、その写真も撮っていただけば良かったですね(笑)
「サスペンションに興味があるけど、誰に相談していいか分からない」という方は、ケロッピー前田さんか「THEフッカーズ・吊り屋・吊られ屋」Tシャツを着ている人に声をかけてみるといいと思います。
みみずく：初めてロータス（座禅）サスペンションを経験してみてどうでしたか？
みり：吊り上げた状態の痛みは個人差があるので、あまり参考にならないかも。
私はロータスも、さほど痛みを感じませんでした。
私の場合、今回のロータスも含め「痛い」というよりも「強く牽引されている」という方が、しっくりくる表現かなぁ。
体を強く摘んで引っ張っても、さほど痛くないけど、つねったら痛いですよね(笑)
基本的にサスペンションは「つねる」という負荷はかからないので、私が感じるのは強い牽引力です。
さすがに、まったくの無痛というわけではありませんが(笑)
それと、大抵の人は痛みを感じたり、楽しくて興奮したりするとアドレナリンやエンドルフィンが放出するので、それで痛みも和らぐのかもしれません。
特に私はそういう脳波（？）が平均より出やすい体質なので、それも関係あるかも。
これは自分の体感で思ってるわけじゃなくて、過去に脳波の検査を病院で受けたことがあるんです。
アドレナリンやエンドルフィン等の放出が平均値より出やすいらしく、数値も高いという結果が出ました(笑)
みみずく：みりさんは、「暴れ馬」の異名を取っていますよね？（笑）
みり：暴れ馬って(笑)せめて「じゃじゃ馬」あたりでお願いしますよー、みみずくさん！
観客の方で撮影したい方もいるので、撮影しやすいポーズもとるんだけど、でも……
DJが回す音で楽しくなっちゃうし、観客の温度が上がってくるのを感じると嬉しくて、つい暴れちゃうんですよねー。
「暴れる」って言うからいけないのかな？
ヘドバンしたり、手足を揺すったり、体が勝手に動いちゃう！(笑)
でもロータスはその格好のせいもあるのかな。
瞑想してみたくなりました(笑)
座禅スタイルですからね、やっぱり。
でも瞑想したり、悟りを開ける人種ではなかったみたい(笑)
ヽ(・∀・)ノ
まだまだ人間的に未熟だし、悟りの境地を目指すには、だいぶ早かった（遠い目）
みみずく：未熟というよりも、「みり、暴れろ！」という観客の声援（？）に合わせたのではないですか？
前田さんは、みりさんのことを「邪悪な神」と言ってましたが（笑）
みり：さすがケロッピー前田さん！「邪悪！」
でも、神になれたんだ？強縮です(笑)
とにかく今回も皆さんのおかげで楽しい時間を過ごせました。
今回、ご一緒した吊られ屋さん達も、皆さんそれぞれに格好良かったし！
みみずく：ところで、みりさんは、サスペンションで好きなフォームとかあるんですか？
みり：すごく自由に遊べるスーサイドは、やっぱり好きです。
スーサイドでシーソーみたいにやるスピンビームは遊園地みたいで楽しいですよ！
またスピンビームを、どこかでやると思うので、良かったら観に来てください。
みみずく：今後の予定などがあれば教えてください。
みり：今後は、そうだなぁ。8月にサスペンションをする予定です。
お腹（リサレクション）やスコーピオンに挑戦してみたいかな。
お友達からは「ミリぽんたんのチェストをもう一回観たい！」という声もいくつか貰っているのでチェストも、またやるかもしれません。
でもチェストは、私がやるとかなりお笑い要素が高くなってしまうからなぁ。
意味は観れば分かります(笑)
みみずく：「観れば分かります」と言われると気になりますね……
みり：チェストは、推奨のポージングをとったときに、観てくれている人が「きゃー！かっこいい！」と喜んでくれるスタイルの１つなんです。
私もお友達から、そういう理由でリクエストされてチェストをやったのですが……
みみずく：どうなったんですか？
みり：おっぱいが「焼きすぎた餅かよ！」というくらい伸びてましたｗ
自分の視界にもおっぱいが見えていたくらいに（笑）
仲間内では「おっぱいがギャグみたいになってるｗ」って爆笑されてました。
今回のロータスでも背中が少し伸びてますが、それの5割増しでおっぱいを想像してください(笑)
みみずく：それはある意味見てみたいですね（笑）
では、長い間お付き合いくださりありがとうございました。
みりさんの今後のご活躍に期待します！！
写真＝みみずく