フェチフェス04体験レポート~世界に誇るジャパニーズフェチの祭典は大盛況!
2014年6月29日の午後、千駄ヶ谷マンションにてフェチフェス04が開催された。この日も、私は、一般参加者としてフェチフェスに参加した。そこで体験したことや出会った方々についてご紹介しよう。
私は、会場入りして直ぐに駕籠真太郎先生の特殊似顔絵ブースを訪れた。こちらのブースは、開場から30分経った時点で既に5人の予約が入る盛況ぶりだ。プロの漫画家さんに2000円で似顔絵を描いていただけるのだから、人気なのは当然である。
今回は、顔を縦割れにして目玉が飛び出ている感じでお願いした。駕籠先生は、相変わらず私をイケメンに描いてくださった(笑)
似顔絵完成後は、顔馴染みの出展者さんを訪ねた。まずは SUNGUTS ブースから。
ラバー&緊縛のテーマにしたソフビに加えて、男性の象徴みたいな松茸師匠や「まんこちゃん」指人形など、可愛らしくてフェティッシュなソフビに思わずニヤリ!私は、もののけガールズの MOKKE ちゃんの緊縛バージョンを購入した。
続いて、KITANYA DESIGN FACTORY ブースへ。
あらゆるものをキュートに縛り上げる KITANYA さんの商品は、全て欲しくなる(笑)今回はご当地緊縛ストラップだけでなく、ヘアピンやネックレスなど、数多くの緊縛アイテムが並んでいた。ピンバッジと強力マグネットは1個800円だが、2個購入すると1200円になるお買い得価格だった。私は、どれを購入するか、真剣に悩んだ結果、藁人形とイノシシの緊縛ピンバッジを購入した。
物販ブースだけでなく、体験コーナーにも私は足を運んだ。人生2度目のバキュームベッド!
私はパンツ一丁でバキュームベッドに入った。今回から半透明の袋になり、吸引力が格段にアップした。外では雷鳴が轟く中、私は、真空状態の袋の中で「アウッ、アウッ……」と変な声を漏らしてしまった。皮膚が敏感になっているので、ゴムの上から指先が体の表面を撫でる度、ビクッと体が反応した。究極の緊縛体験を堪能させてもらった。
さて、フェチフェス会場をグルグル回っていると、ユニークな方々と出会えるから楽しい。
C-ROCK WORK × Kranke ブースで商品を購入した際、一枚写真を撮らせていただいた。
卒塔婆ガールズ(現「ゆなつめ」)のお二人(上)、マスクメイドさん(左下)、鈴木真吾さん(右下)だ。卒塔婆ガールズのお二人が印象的だったので、「変わったお姿ですね」と私が言ったところ、「これ、普段着だから!!」とお叱りを受けてしまった(笑)サブカル界の重鎮・鈴木真吾さんとも初めてお会いし、私は新たな刺激を受けたのだった。
緑色の爬虫類系キャラが会場内で目立っていた。職業怪人のカメレオールさんがフェチフェスに初参戦!
カメレオールさんは、ご自身が出演される「怪人ナイト」の宣伝をしながら、会場内を巡回中だった。そこへ犬装家のゴム犬さんとモリブデンさんもいらっしゃったので、お三方を撮影させていただいた。私は犬装家のお二人に以前から憧れを抱いていた。そんな彼らと名刺交換できたのは大きな収穫だった。
スタッフとして忙しく動き回っていたのはゾンビくんだ。
生々しい傷メイクがちょっとグロイが、とても気さくな方だった。私がデパートメントHでのサスペンションの話をすると、「サスペンションのときの傷、まだ残ってますよ」とゾンビくんは背中を見せてくださった。そこには、フックを通したときの穴がくっきりと残っていた。リアルな傷跡に私は見入ってしまった。
前回のフェチフェス3.5で開催されたコスチュームコンテスト(通称「メタコン」)の優勝者・紅姫さんのお姿も――
前回は「狐の嫁入り」をモチーフにした本格狐コスだった紅姫さんだが、今回は「夏祭り」のイメージで会場にいらっしゃった。さすがメタコン優勝者というだけあって、この日もキュートな妖狐さんだった。
フェチフェス04では、沢山の人達との出会いがあった。そうした出会いは一つ一つが私の財産だ。フェチから広がる交流の輪――フェチフェスの魅力をたっぷり味わった一日だった。
写真・文=みみずく