『フェチフェス23』裏方スタッフの物販ブース散歩

 2023年9月17日、世界に誇るジャパニーズ “” フェチ “” の祭典『フェチフェス23』に裏方スタッフとして参加してきたよ~!会場はお馴染み『綿商会館(めんしょうかいかん)』1~6階。前回テレビ番組『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』の取材がありSNSで話題となったことや、今回ひさしぶりにパフォーマンスステージが復活したこともあり来場者数は大幅アップ!ブース出店者やお客さんから「すごいね~!」と声が掛かることもしばしば。大盛況のうちに幕を閉じることができた。

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▼……ちなみにこちらイベント設営の様子(1階の玄関)。フェチフェスに興味があり当日お手伝いくださる方はスタッフ募集ページをご覧の上どしどしご応募くださいね!応募フォームより各種選択できるようになっております。

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では今回も、休憩時間に猛ダッシュでまわったブースをわたしの独断と偏見でおすすめするよ~!

▼『326(みつる)とゆかいななかまたち』(X:@nakamura326

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わたしが注目したのは「アダルトボードゲーム」をダイナミックに複数陳列するブースが、けっこう広めにスペースを取っていたこと。ボドゲ即売会といえば『ゲームマーケット』が主流だが、アダルトジャンルは現在18禁の専用区域がなくやや肩身の狭い雰囲気になっていると聞く。ゆえに、「少人数で集まってくり返し使える大人の遊び道具」がフェチフェスの一角を占めているのは大きな変化におもえたのだ。濃いコンテンツを提供するクリエイターやメーカーはもっともっといるはず……。来場者からも「ボドゲにアダルト系なんてあったんだね!えーっ、面白いじゃん!」という声が漏れ聞こえており、わたしも欲しかったので購入した。

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SNSで話題騒然のボードゲーム「〇んこ〇んこチャレンジゲーム(んこんこ)」が登場!「〇」に入る文字はどうなってしまうのかある意味スリル満点の言葉遊びを楽しめるぜ……!「じゅんこ」「ぴんこ」などの人物名になるのも笑ってしまう……。わたしがとっさにおもいついた「〇んこ」は「おニャン子」「ありんこ」「どさんこ」「どろんこ」「げんこ」「かわりばんこ」だったな。

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236(ミツル)さんデザインという限定品『Hito(ヒト)』(プレイ推奨人数2~7名、プレイ時間目安5~15分)は、ちょっと刺激的な話題48問が盛り込まれたオトナな会話ゲーム。こちらも購入!

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▼『女犯罪者研究所』(X:@tsubakist / @ame_rika

神田つばきさん(右)、大泉りかさん(左)による『女犯罪者ZINE』の販売と、女犯罪者に扮したお二人との撮影ができるブース。わたしも購入して読了したのだが、「好きで好きで仕方なかった」というタイトルと、表紙下部にある「夜職始めて半年。ホスクラで担当と出会ってデリヘルデビューしてソープデビューしてパパ活も始め案件でも体売った」「もう無理かもと思ったけどまだがんばれるっていうか、がんばる」「今日も鬼出勤」などの言葉にむずむずするひとは、ぜひ手にとってみて欲しい。魂を伝えるために工夫された編集と、色あせない写真。とても贅沢な一冊で、本当にこだわって作ったんだろうなと分かる。

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▼『尿道責めグッズ専門店CBTGOODS』(X:@cbtgoods

フェチフェスは「興味・関心のある性癖について自分でプレイまで落とし込むための知識本やアイテム」が販売されているのが素晴らしい。男性器の『尿道責めスターターキット』『実録尿道プレイ情報誌・尿道通信2023』などは、主人の竜崎さんの実体験をもとに試行錯誤をくり返しながら作られている。「痛い……ですよね?」「はい、それも含めての性癖なので」……今のところわたしのまわりには尿道責めを欲する人物がいないので手をださなかったが、どなたかトライする方がいたら見学させてもらいたいくらいである(そんな人はなかなかいないとおもうが)。

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わたし自身が「足の裏フェチ」なので、立ち止まらずにはいられなかったブース。脚全体、太ももの付け根から下の脚、膝から下の脚、足首から下の足全体(表と裏)、足の裏など「足フェチ」というと人によってビビッとくるパーツがけっこう異なる。それを踏まえた上で、完全に「足裏」であり「拷問」が加わるジャンルは、初めて見た……。主人の稽古屋さんはさらに「かわいい女の子が喜んで足裏拷問を受ける」のが良いという。聞くと、やはり「足の裏」ジャンルの中でも「足裏拷問」はかなりニッチで、日本ではそのイメージに直結する検索ワードが特にないため、稽古屋さんが情報発信をすることで認知度を上げているところだという。いやはや、人のフェチに触れるのはなんと趣深いものだろう……。
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▼『TicklingDuck くすぐりアイテム製作所』(X:@ticklingduck
一目見て「え……、何ですかこれは!?!?」と食いついた品が『ぐり爪』。ぐりぐらフェチ(くすぐり・くすぐられの性癖や性的嗜好)の方々に朗報だと思うのだが、指に装着してオイルなどで肌をすべらせ、密着具合を調整しながらさわさわ感そわそわ感こちょこちょ感を演出できる器具なのであ~~る!購入購入ゥ!!実際のプレイで試せる実用的なアイテム(しかも高価過ぎない)にわたしはとても弱いのだ……。ぐりぐらの民は是非これを装備して未知の感触を味わって欲しい。
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▼『夢腐論』(X:@mufu_ron

「性癖に刺さる」という表現があるけれど、わたしがグッときたのは『夢腐論』のお二人。なんでしょうね、セーラー服に太めの首輪、大ぶりなツノ(太さや生えている方向が違うグッズあり)、なにげに髪の長さやカラーも全体にとてもよくなじんでいて「わたしはこうやって存在している」という感じがする……。仮面(と言っていいのか?)の人(人なのか?)も、「休憩」のカードをブースに置いてフェチフェス内を巡回している時さえこの状態なので、見かけるたび「ああいう存在なのだ」と思えてよかった。ブースには写真集ROM、夢腐論のツノ、演劇上演台本、唾棄のハンコ、チェキ撮影などを取り扱っていた。また会いたいな~!

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『フェチフェス』がTwitter(現X)でトレンド入り!

すごく嬉しかったので画像を保存してしまった……。次回の開催時はもっともっとフロア巡回をするぞ~!皆さま、本当にありがとうございました!またのご来場をお待ちしております!!

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