【わりと】FFG17先(サキ)による2015.9.4フェチフェス910Vol.2を終えての感想文【赤裸々】

【わりと】FFG17先(サキ)による2015.9.4フェチフェス910Vol.2を終えての感想文【赤裸々】

こんにちは、先(サキ)と申します。
よろしくお願い申し上げます。

この度、去る9/4に開催いたしましたフェチフェス910Vol.2につきましての感想文を記事にしていただく事になりました。
私のような小娘の私的な見解なども含まれる駄文ですので、不快な表現などないよう心がけますが、諸々何卒ご容赦いただいた上、暖かい気持ちで読んで頂けますと幸いです。

とかいってwww
あとが辛いからもう少し砕けた文章で書きます

先ず『フェチフェス』及び『フェチフェス910』そのものについて

私にとってフェチフェス本開催とは異なるスピンオフ企画『フェチフェス910』は、『フェチフェス』自体に関わった初めてのイベントなので、フェチフェス910には別段強い思い入れがありました。
というのも、去年開催(2014.8.19)のフェチフェス910の第一回目で当日お手伝いスタッフとして参加したのがフェチフェスとの出会いだったのです。
当時会社勤めをしていた私は、ストレスフルな日常で、こりゃあもうどうにかなんねえかと、SNSなどで現実逃避の目的で刺激と酒と音楽を求めて面白そうなクラブイベント情報をチェックしておりましたところ、とんでもない冠のイベントを見つけてしまったのです。

『フェチ』の『フェス』ってなんやねん!しかも『ナイト』なんかい!って感じでした。
見たこともないエゲツないド変態が沢山いるんだろうなあとワクワクし、謎の平日開催に合わせて有給を申請し参加の準備をしました。
伴って、仲の良い女の子の友達を一緒に行こうと誘ったのですが、彼女は真面目な会社員だったので断られてしまいました。
どうしよう、客で一人で行っても手持ち無沙汰だなぁと思った私は、当日スタッフとして参加する手段に切り替えました。
スタッフで参加したところで正直私は女だから重い荷物運ばされたりはしないだろうし、タダで入れてラッキーって感じの黒い腹づもりでした。

いざ迎えた当日、可愛くてかっこよくて素敵なフェチフェスガール達が素敵な洋服を着てファッションショーに出演し、歌って踊って輝いてる姿と、趣味や性癖や嗜好を含め色々な個性をもったみんながお互いを認め合い、協力しあうスタッフや演者の方々が活躍している現場がそこにありました。
それは、少数派とみなされる価値観や、自分と違うものを排除しようとする傾向の強い日本の社会性とは全く別の次元のコミュニティーであると感じ、フェチフェスの存在に自身の今後の居場所として希望の光を見出しました。はじめてお会いした全員が本当に暖かく私を迎え入れてくださり、大変嬉しかったのです。

そんな私にとって思い出深いイベントが『フェチフェス910』、『フェチフェス』なのです。

【わりと】FFG17先(サキ)による2015.9.4フェチフェス910Vol.2を終えての感想文【赤裸々】
【わりと】FFG17先(サキ)による2015.9.4フェチフェス910Vol.2を終えての感想文【赤裸々】

【わりと】FFG17先(サキ)による2015.9.4フェチフェス910Vol.2を終えての感想文【赤裸々】

去年のフェチフェスナイトの様子、赤ブルマで最前線でヲタ芸を打つわたし

本題の、今回のフェチフェス910Vol.2について

私が今回のフェチフェス910Vol.2についてお話しするにあたり、出演させていただいたもののメインとして『ファッションショー』があります。
前述の通り、昨年初めてのフェチフェスで目にしたものの一つにフェチフェスガールのみんなが出演していたサイバー系アパレルブランド『D/3』さんのファッションショーの存在が私の中に大きくありました。
ですが、憧れるというより、『演者』という立場のフェチフェスガールのみんなと、当時ただの会社員でコスプレや被写体の経験も一切ない一般人の立場の私には、壁、と言うにも甚だしい、芸能人が映るTVを眺めているような感覚の距離感で、本当にただの『ショーの見物客』という意識で素敵だなと感じていただけのものでした。

当たり前にフェチフェスガールは可愛く、可愛い女の子が当たり前に素敵な服を着てステージにいる状況。
そりゃそうですよ!まさか己も、なんて思う余地もなかった世界でした。

そして1年後、当時見上げて眺めていたフェチフェスガール達と肩を並べ、自分に合わせて誂えてもらった服を着て『D/3』のファッションショーに出演させて頂いたのが先日の『フェチフェス910Vol.2』だったのです。

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ここまで、思う所が沢山ありました。
容姿のコンプレックス、恐れ多いという気持ち、周りの人たちからの自分への認識、自分から自分への認識等の様々な要素の狭間で随分悩みました。
しかし、声をかけてくださったD/3のデザイナーのkossyさんや、持ち上げて応援してくださる周りのみんなの気持ちを大切にしようと思い、意識を少しずつ変えていくよう努力しました。
出ると決まれば、自信がなさそうに背中を丸めて出るのはダサいし着る服にも申し訳ないな、と思い、精一杯胸を張ろうと思いました。
そんな気持ちで臨んだ今回の『D/3』のファッションショーでした。

そして今回のフェチフェス910Vol.2では、オリジナルレザーのアパレルブランド『fetis』さんのファッションショーにも私の出演が決まっていました。
fetisさんのショーモデルは、もともと身長制限があり、先輩フェチフェスガールであり普段も仲良くしてもらってるノグチユキちゃんがレギュラーでモデル出演していたブランドさんでもありました。

fetisさんのファッションショーに関しては、ここの所仲良くさせていただいてるD/3さんのショーに出演するときとはまた違ったプレッシャーを感じていました。
お話を頂いてから出演を受けると決めるまで、モデルとしてキャリアのある先輩であり友達であるユキちゃんへの私の個人的な思いも複雑に絡まり、葛藤で頭をかかえる時間を過ごしました。

私にとってユキちゃんは、大好きな友達であり、私に足りない、むしろコンプレックスに感じている部分を全て持っている、もともと憧れの存在であり、ファンでもありました。
昨年のフェチフェスナイトで知り合い、いろんな世界を紹介してもらい、気さくに仲良くしてもらいました。
そんなユキちゃんがモデルとしてプライドをもって出演しているファッションショーに、私のような半端なものが一緒に出ても良いのかという思いが、一緒に出られること自体の嬉しさの思いよりも一瞬勝りました。
この話はD/3さんのファッションショー自体にも共通して言えることでした。
特にfetisさんのショーでは、本来身長制限やモデルの審査基準があるブランドだったので、さらにその思いは強かったです。fetisのデザイナーさんに対しても同様の気持ちがありました。

しかし折角頂いたお話、自身の経験のため、挑戦させて頂こうと腹をくくりました。コンプレックスを少しでも減らせるよう、当日まで努力をしようと決めました。俗に言う『公開処刑』状態にならぬよう、己の持ち味を分析し、自信をもってユキちゃんと並ぼうと思いました。それがユキちゃんに対しても、デザイナーさんに対してもベストなアンサーであると思ったからです。

【わりと】FFG17先(サキ)による2015.9.4フェチフェス910Vol.2を終えての感想文【赤裸々】 【わりと】FFG17先(サキ)による2015.9.4フェチフェス910Vol.2を終えての感想文【赤裸々】

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当日、実際に着るショーの服を見たとき、私の出る順番を聞いたとき、fetisのデザイナーのフトシさんの配慮や気持ちを感じ取りました。よく考えていてくださったように感じて、とても嬉しかったです。
ショーの最中の動きに関して、『大きな動きはせず、ゆっくり歩く』という指定の中でどう表現するべきか、前日まで考えていましたが、実際に着させてもらったfetisさんの服自体に自然と体や表情や思考を支配され、感じたままの表現と演技をすることができました。
それはfetisさんの服の持つの魅力の一つであると思い、この度fetisさんのファンの一人になりました。
実際のショーを終えて、ユキちゃん、フェチフェス代表の佐藤サドさん、デザイナーのフトシさんが「よかったよ」と言ってくださって、本当に出演出来て良かったと思いました。

まとめると、今回の『フェチフェス910Vol.2』に演者として参加したこと自体全てに通ずる気持ちとしては、これまで書いたことの通り、大変感慨深いものとなりました。
そしてユキちゃんと一緒にD/3さんのダブルトップバッターを務める事が出来、fetisさんのショーにも参加出来、単純なイベント参加者としても、個人的にも、両方のショーでの成功を大変嬉しく思いました。
本当に楽しかったです。
ここまでご協力、お力添え、激励してくださった関係者の皆さんに感謝の気持ちと、自分自身、やりきった気持ちでいっぱいです。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
そしてこれからもまた機会に恵まれた際には一生懸命取り組んでいこうという所存でございます。

【わりと】FFG17先(サキ)による2015.9.4フェチフェス910Vol.2を終えての感想文【赤裸々】

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ここまで私の超個人的な自分語りを読んでくださった方、ありがとうございました!!
単純にすげー楽しかったしすげー色々うれしかったよ!ってことです!
あーたのしかったほんと^^
またやりたいね^^

以上でーす!またねー( ´ ▽ ` )ノ

FFG17 先 (写真提供、Summy Kaz)

One comment

  • 泣けました…。
    フェチフェスナイトへの思い、ファッションショーに挑む揺れる感情。こんなに素直に気持ちを書けるなんて。とても伝わってきました。とてもすてきです。お疲れ様でした。

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