第1回『くすぐりイベント』東京編に参加してきた!(くすぐりHow-Toサイト主催)

 フェチ界隈の情報をSNSで眺めていたら「ぐりぐら」という言葉を見かけるようになった。すぐにおもい浮かんだのは福音館書店の絵本『ぐりとぐら』シリーズだが、どうも赤や青の服を着た野ねずみの話ではないようす。みんな、何を言っているのだろう……?と調べるうちに、それが「くすぐり・くすぐられ」という性癖を省略しているフェチ用語なのが分かってきた。圧迫や拘束や緊縛のほうにばかり目がいっていたわたしにとっては、衝撃のフレーズである。

 

 めちゃくちゃ気になる……。

 

 でも、自分に「ぐりぐら」の性癖があるかどうかも不明な状態で、くすぐり・くすぐられプレイをひたすら試しあえる相手をひとりで探すのは至難の業だ。だいたい、どこでどんな人に何て説明すれば成り立つんだ?百歩譲ってプレイ相手が見つかったとして、自分の性癖がさほど強くなかったり案外なんとも思わなかったりして相手をがっかりさせたらどうしよう……?などと考えていたら、東京で第1回『くすぐりイベント』が開催されるという。主催は『くすぐりHow-Toサイト』(tickle-how-to.com)運営のtigerさん。↓ Twitterをフォローしておくと次のイベント情報を含め「ぐりぐら」界隈のことが見えてくるので初心者さんにもおすすめ。

 なお、『くすぐりイベント』については『フェチプラス』というフェチ系情報網羅をもくろむ媒体の中の人がTwitterで教えてくれた。第1回目のイベント詳細レポをアップしているので、そちらもあわせてチェックしてみてほしい。

◎「【ぐりぐら】小規模でほっこり★くすぐりHow-Toサイトさん主催のイベントに参加してきたよ

 

『くすぐりイベント』での大まかな流れ

① 雑談タイムを交えて「くすぐりスゴロク」
② 「くすぐり感度チェック」で個人の性癖の強さや好きな場所を探る
③ プレイヤーがくすぐられながらのマリオカート対決!
④ フェチやぐりぐら界隈の情報交換などで親睦を深める

 主催のtigerさん以外は全員初心者。わたしのように、そもそも「ぐりぐら」の性癖はあるのか?あるとしたらどういうところが好きか?苦手なところも見つかるのかな?という些細な疑問を持ちながらの参加でも大丈夫。

 

 参加してみて分かったのが、わたしは脇・横腹・足の裏・首・耳など、「ぐりぐら」の性感帯となりうる各部位を単体でどんなに強弱を付けてこちょこちょされてもびくともしない、くすぐられ猛者だということ。何をされても、スンッ……としてしまう。あまりにくすぐったさそのものを感じないので一瞬、「くすぐられの才能が無に等しいのでは……」と性癖の育成を諦めかけたくらいだ。でも、落ち込む必要はなかった。なぜなら、皆さんと雑談するなかで「故意の圧迫感や拘束感を伴う状態でのフェザータッチ(さわさわ感)はめちゃくちゃ好きだよな」ということに気づいたからである。つまり、「ぐりぐら」の性癖は道具やシチュエーション次第で可能性が広がるということだ。

 

 こんなかんじで、参加者にそれぞれの「気づき」を与えてくれるのが『くすぐりイベント』だったとおもう。第2回も開催予定。参加にあたっての注意事項には大切なことがいっぱい書かれているので、しっかり読んでから応募してみてね!

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