ゆかいなゆかいな輸入DVDでみる映画の世界♪その2
えーさてー、みなさまぼちぼち寒くなってまいりました、いかがお過ごしでしょうか?風邪をひかない程度にご自愛くださいませませ。
コメントコーナー、一回目からさして間も空けずに第二弾!といきます!勢いつけてガンガンいくぞー!…。
→と、このように始めの頃は威勢がいいのがいつものパターン
ゆかいなゆかいな輸入DVDでみる映画の世界その2。はじまりはじまり。パチパチパチ……パチ。
ここでは誰もが知っているヒット作ではないややマイナーで、でも監督のカラーがしっかり出ている、そんな映画をチョイスしていきます。さらにソフトも海外版でしか、ゲットできないような通の好む、あるいは国内版は以前出ていたとしてもさして意味もなく「廃盤」になってしまってまず手に入らないものという特殊な作品をなんとか英語字幕とかで気合いで読みこんでいきます。もちろん片手にリモコン持って英語の字幕が追いきれないときは瞬時に一時停止→ゆっくり読んで→再生…この繰り返しという楽しいというか「修行」のような鑑賞になることも時には。しかし、分からないまま再生し続けてますます分からない…となる可能性は非常に高い。なのでみんなも一時停止を使用してでもキチンと流れを追いましょう!というか、私の映画コメントをがっつり読んでからみれば大分わかりやすいですよー♪
では今回ご紹介の作品。
あの有名なキングオブゴアの称号をもつダリオ・アルジェント監督作品。もちろん「サスペリア」などのウルトラヒット作でホラー好きでなくても知っているまさに巨匠です、が、その中で海外のテレビの企画番組「マスターズオブホラー」シリーズで放映された「PELTS」(毛皮)をご紹介いたしますです。実際見ると分かりますが、初期のドラマ性の高いサスペンス=ジャッロという=要素はどこへやら、とにかく「グログロのゲロゲロのグチャグチャのヘロヘロ」としか表現のしようがない中身で、こいつはへたすると視聴者を「気分悪くしようと意図している」んじゃないかという疑いすら湧くほど悪意に満ちた作品。しかしあえてそれをご紹介。
じゃーん…
ダリオアルジェント
「MASTERS OF HORROR: PELTS」(愛と欲望の毛皮) (2006)
血みどろ系の好きな奇人変人変態さん必見!
お話自体はさしてどうということもなく、
ではまずは、ここで悪魔のように恐ろしく表現されてる「アライグマ」
「家屋や寺社の屋根裏への侵入、
自分で穴を掘らずになにかしら巣に利用できそうな場所にずうずう
とまあ、見た目と違ってかなりの害獣らしい。まるで貧乏すぎて友人の下宿にいすわる上京学生だ…おい!ずうずうしいぞ!新井!
ちなみのこの作品では夜中に墓場に群れが現れてそこに狩りの業者が捕獲
廃屋みたいなとこに住み着くらしいから、
よくアニメの主人公になって人気が出て、
どうも、本当はこうらしい…
あ、関係ないけど似たようにキャラを勘違いされがちな生き物に熱帯に住んでる猿の一種「
可愛い童謡に出てくる「アイアイ」
でーもー実際は地元の人々の間ではかなりぶきみな生き物で恐れられているのだ。
ハイこれ
こわっ!
これはちょっと悪意ありすぎたかな、すまん(さし絵:bavamario)。
そんなどこかミステリアスな生き物だからか、映画では「
自殺したり殺人したり、、、。
さらにあるシーンではふわふわした毛皮の手触りがなにか心に働きかけて狂わせてしまうという描写がある。綺麗すぎるものが心をおかしくしちゃうってあれか?
しかし、殺人や自殺を引き起こすって…どんだけ。つまりグロい描写をするためのちょっと強引な設定といってもい
で、その肝心の、なにがグロいって…。
狩り業者が親子で息子は父のアライグマをいきなり「ふんずける」
群れに近づいて近いところにいた一匹を「どこおっ!むんぎゅー!
「ぎゅえー!ごのうらみはらさでおぐべぎがー。。。。。」
とひとたまりもない…。息子はその方法が厭でどうにも仕事になじめない。
しかし、苦労してとったアライグマの皮をはいで、鞣して、
と、
それにとどまらず、
「ぎゃああああああー」
あれれ、顔が前のほうだけ削れたぞ?
あ、だから狂ってるからいいのか!
皮をなめしたらこんどはそれをごっつい針でソーイング過程、
「うっぎゃあ、
観てるほうがいたいとはこのことだ!
はいつぎ。
おっさんの子分もそんないかれた現場に出入りしてたら、
己の腹をごっつい皮用の裁ちばさみをいきなり腹に突き刺して「
「なんなんだああああー!目的はなんだ!意味が分からん自虐行為はやめんかああ!おい!狂ってんのかー!」
あ、そうそう狂ってるからいいのか!
さて、ゲログロばかりでもやっぱりあるでしょ「エロ」シーン。
「うっひょー!」
とこれは女も大喜び!、へっへへと、
黒人姉ちゃんもこんな上等なコートがもらえるなら…、にっひひ、
てな具合で交渉成立なんですが。そ、もちろんこの「いわくつき」物件、じゃなくてコート、
てへへ、→ダリオアルジェントのほくそ笑み。さあてオレの本領発揮だな。
おやじは、もちろん自分の皮をはぎはじめる、楽しそうに♪
黒人姉ちゃんは狂わなかったんだけどこのおっさんの皮をはいだ、おのれ自身の
なんなんだーその気持ちわりー所業はー!、「悪魔の
「こいつもやるよー!」ドスドスドスン!(走る音)
「ぎゃああああああ、それはいりませんわよー!」
と本気で逃げ惑う美女、
あ、だから狂ってるからいいのかー。
全国トラウマ推進委員会代表に推薦しますよ、ダリオさん!
あ、でも勘違い系のアライグマ好きには、「
という、教育映画に映ったんでしょうかね。
んなわけねーだろ!
以上ダリオアルジェント監督作品でしたー!
いっひひ♪
おしまい bavamario