『フェチフェス25』裏方スタッフの物販ブース散歩

 2024年4月28日、世界に誇るジャパニーズ “”フェチ”” の祭典『フェチフェス25』に裏方スタッフで参加したよ~!会場はこれまで通り『綿商会館(めんしょうかいかん)』1~6階、春だというのに真夏日のような暑さでしたね~。お越しくださった皆さまありがとうございました~! <関連URL> ▼フェチフェス234の公式写真ギャラリーを公開中! ▼女性用風俗『アーメン東京』(公式X:@amen_tokyo 広報X:@AmenStaff)  女性用風俗(略して女風/じょふう)の店舗では初のフェチフェス参加となる『アーメン東京』、業界内でも多角的なエロエンターテイメント集団として知られており、異彩を放つ人々が性風俗のセラピストとして所属している。このお店自体が個人的なフェチ願望をかなえるための風俗店なので、ちらしを配布するなどして認知アップにつとめていたようす。    女風の利用者(=ユーザー)から届いた質問に超わかりやすい説明でスコンスコン打ち返すTAKAHASHI先生の電子書籍『ジョフウの福音書~オジピの考える営み』は通常Kindle版でのみ販売しているが、フェチフェス会場では紙の製本で初登場。1冊2,000円と比較的安価なだけでなく、希望者には先生ご本人からのサインをもらえたのでイベント開幕スタートダッシュをキメ込むファンが多数いたようだ。すごい。これを読めば女性用風俗の界隈で起こりがちな問題やネタがけっこう分かるようになるので、利用を検討している段階の人にも、すでに利用中の人にも手にとって損はない。    広報スタッフ(羊)のアーメンくんは、運営でありながら自我を出しまくる珍しい存在で、Xをフォローしているとわかるが独特な語り口調で一部に熱狂的なファンがいる。なぜかいつもグッズにされがちで今回も「トートバッグ」「アーメンくんじゃないビーフカレー」「アーメンくんじゃないチキンカレー」になっていた。ちなみに、彼と相互フォローのユーザーやセラピスト間で羊肉を食べるブームが一時期あり、今でも日常的に食レポが流れてくるらしくたまにメェメェ泣いているのをタイムラインで見かける。牛肉や鶏肉のカレーを売るというのはそのあたりのネタをわかっている人にとっては面白いやつだ。トートバッグはきっとローションやアダルトトイなどの性感グッズを持ち運ぶために使ってね!ってことなのだろう(たぶん)。    上の画像にちょろっと写っているカピバラTシャツは日本初アナル専門女性用風俗『ブティック』店長の奈央さんのアイコンを描いたものである。下記は、フェチフェス開始10分で売り切れたアーメン東京の「ベビースターラーメン東京」おやじギャグがすさまじい。 ✨セラピスト大募集✨ エロを真面目に純粋に探求できるセラピストを積極採用しています。 ✝️ 応募資格は20〜45歳未満で清潔感がある男性 ✝️やる気、継続力のある男性 ✝️性病検査補助あり セラピストになるまでの流れ ①写真審査→求人応募を頂いたあとまずは写真審査… pic.twitter.com/8TnOvIFlFI — アーメン東京✝️/エロエンターテイメント集団‼️ (@amen_tokyo) […]

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『あのこのあしうら写真展4』行ってきた!

「足フェチ」というと、皆さんはどのパーツを想像するだろうか。下半身(太ももの付け根から下全部)のシルエットを思い浮かべる人もいれば、生足にヒールを履いているヒザから下にズームアップする人もいるかもしれない。太ももにフォーカスする人もいれば、ペディキュアがきれいに塗られた足そのものを考える人も……。それらすべてがイイ!という気持ちもわいてくるかもしれないし、<あしが好き>と表現したときのフェチの幅広さは計り知れない。   ……そんななか、今回わたしが訪れたのは「足裏フェチ」に特化した写真展こと『あのこのあしうら写真展4』(会場:渋谷Gallery Miru)である!! 実は、わたし自身が「足の裏」を見るのも触るのも好きで情報のアンテナを張っていたので、写真展への訪問はこれが初めてではない……。他にも足裏特化型のイベントがあれば教えてほしいくらいだ。 足の裏の形や色、質感、しわの感じ、角度などいろいろこだわりのポイントはあるのだが、個人的にぐっとくるのは「偶然、うっかり見えてしまったあの子の足裏」だ。見ようとして見えたとか、積極的に見せてくれたというのでなく、ふと視界に入ったものに「おっ……」となる。もはや わたしにとってはラッキーすけべのジャンルに近い。   けれど、日常生活で他人の足の裏がたまたま見えるというシチュエーションはそうそうないので、写真展や写真集の出番というわけだ。「どんな人物が、どんな格好(服装)で、どんな場所で、どんなポーズで、どんな足の裏を……」というフェチを追いかけるのは楽しい! 昨日個人撮影会の様子です② 休憩中に犬と戯れる三井さん@hirahira_mitsui pic.twitter.com/xpChDgOYE8 — あのこのあしうら写真展@足裏 (@ashiuraten) August 27, 2023 『あのこのあしうら写真展4』公式Twitter(現X)を見ると、足の裏といってもいろんな嗜好があると分かる(とおもう)ので、ぜひフォローして欲しい。誰かの足裏が、なんとなく気になる存在になるかもしれない……。 昨日の個人撮影会の様子です① 台湾の皆さま@Mona_feetTW @XXKUROKOO @girlsfeettw @SoleNice_Feet pic.twitter.com/dbZz97W1DH […]

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『フェチフェス23』裏方スタッフの物販ブース散歩

 2023年9月17日、世界に誇るジャパニーズ “” フェチ “” の祭典『フェチフェス23』に裏方スタッフとして参加してきたよ~!会場はお馴染み『綿商会館(めんしょうかいかん)』1~6階。前回テレビ番組『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』の取材がありSNSで話題となったことや、今回ひさしぶりにパフォーマンスステージが復活したこともあり来場者数は大幅アップ!ブース出店者やお客さんから「すごいね~!」と声が掛かることもしばしば。大盛況のうちに幕を閉じることができた。 <関連URL> ▼フェチフェス23の公式写真ギャラリーを公開中! ▼『三代目 葵マリーのここだけの話』SM&マニアック|マンゾク 【フェチフェス23】にて、 1Fアートフロアーに集結されていた歴代キービジュアリストさんたちの貴重なお写真!! 左から、 GENkさん@SRB_GENk 駕籠慎太郎さん@shintarokago 千之ナイフさん@NekoiRutoto neroさん@nero05074061 兼村さん@katte_ni_kikaku FF23ギャラリーよりhttps://t.co/IsHXxPiJZC pic.twitter.com/vhQaZCNqX3 — フェチフェス@FF23:2023/9/17 (@fetifes2013) September 27, 2023 […]

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『デザインフェスタ57』行ってきた!

 プロ・アマチュアを問わずオリジナル作品であれば審査なく誰でも参加できるビッグなアートイベント『DESIGN FESTA(デザインフェスタ)57』に行ってきた!    およそ半年に1度、東京ビッグサイトの西・南の展示棟をすべて利用して、人々の「表現したい」を応援するデザフェス(=デザインフェスタの略語)では、本当にさまざまなクリエイターやその作品と出会うことができる。わたしはボランティアスタッフとしてお手伝いする傍ら、空き時間を利用してフェチなブースを探してきたよ~!(写真掲載許可済み)   チェリボーイクリエイター・ノーパンさん   「CHERRY CREATERであり、現役チェリーボーイでもあります」と断言するノーパンさんのブースでは、すべてが童貞の童貞による童貞のための何かで包まれていた……。土曜はチェリーアイドルこと小日向あなるちゃんとそのSP(私服警官)、日曜はチェリー高校生桜よしあき君と寄山ウンタマギルーくんが出迎えてくれたのだが、もはやそれがいったい誰なのかは説明されてもよく分からない。でも、なんだか異様に知りたくなるのでみずから彼らの情報にアクセスしてしまうのだった……!  ブースを囲むファンの数がようやく少なくなった頃、取材させてくださーい!となれなれしくしゃべりかけるわたしに仏頂面のSPは終始にらみを利かせていた。一方、衣装のポケットにTENGAを突っ込んでいる小日向あなるちゃんはひたすら「チェリーなコンドーム(個装売り)」と「チェリー男子しか出てこないブロマイドくじ」を上目遣いですすめてくれた。かわいい。営業上手である。 デザフェス2日目始まりました!今日はウンタマギルーくんもいます!西館A-236にいるので是非お越しください!#デザフェス57#デザフェス pic.twitter.com/StvL9Y7h4r — ノーパン (@Notpants2) May 21, 2023  そういえば、クリエイターのノーパンさんは原宿のデザインフェスタギャラリーで年1回開催される『下品で最低』通称『GEHISAI(ゲヒサイ)』にも足を運んでおりとても感動していたようすだったので、次はそこでもブースを構えるんじゃないか……?と期待している。わたしは今回、『CHERRY MAGAZINE』02号と03号をゲットした!信じられないくらいの濃度でチェリーボーイだけを特集しているので、ぜひ読んでみてほしい。   『幻想縄会』緊縛師・天馬ハルさん主宰  専門知識と技術をもったプロの縛り手が揃う『幻想縄会』ブースには、3種類のコースから選べる緊縛体験コーナーが出現していた。    東京ビッグサイトというだだっ広い展示場のなかで、さまざまな目的をもった来場者がひっきりなしに目の前を通るなか、縛り手さんと談話しながらもあれよあれよと身体を縛られていく……。それだけでも充分なレア体験で興奮するとおもうが、なんと、「上半身縛り」や「全身縛り」だけでなく身体が完全に浮く状態になる「吊り」までやっているというではないか。えー、どんなかんじになるんだろう……? 疑問になったが最後、わたしも注文せずにはいられなかった……! […]

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フェチフェス22参加レポート

2023年4月23日に行われたフェチフェス22参加レポートとなります!行われたばかり!ピチピチ新鮮な記事ですよ〜!私もブログライターとして参加するのは3回目ですが、本当にいろいろなサークルさんがいて毎回面白いです。 サンドバッグ実験施設 Vtuberの真園あきらちゃんのスペースです。リョナ好きにはたまらないコンセプトで活動されています。 ししせつ(四肢切断)あきらちゃんかわいい❤️個人的に四肢切断大好きなのでこれについて記事もいつか書きたいです。スペースには職員さん二人がいましたよ。リョナをテーマに実際に腹パンしたり嘔吐したりしている音声を販売されてます!個人的に昔からずっとフォローしていたのでフェチフェスで関わることができて嬉しいです。二次元だけど音声はリアル、バーチャルでフェチを表現されていて新しい世界ですね。 真園あきらさんTwitter Modern Freaks Inc.   お友達のにせぽよちゃん とってもかわいいtatooガールです♪全身可愛いのでにせぽよちゃんのTwitter見てくださいね(後述) 今回は映画の宣伝に来たそう(追記)にせぽよちゃんより、物販普通に売りにきたんやでwとのことです。 実はモダンフリークスさん、フェチフェス初出店だそうです!さまよえる放送禁止映画『YARIMAN HUNTER』だそうで、普通の映画館では上映できません・・・6月に名古屋で上映イベントをするそうですね。関東で上映イベントされたら私も観に行こうと思います♪ ModernFreaks Inc. にせぽよちゃんTwitter   もちハル 突如フェチフェス会場に現れたポール!そこで華麗にポーズを決めてくださったのは今賀はるさんと望月あやかさん。会場にポールが立っているのは初めて見ました。とにかくインパクト大!お客さんも一緒に服を脱いで写真を撮ったりしていました。めちゃくちゃいいですね!!ものすごく近くで技を決めてくださり興奮しました。華やかですね〜とても良い光景をみせて頂きありがとうございました。 今賀はるさんTwitter 望月あやかさんTwitter   若縄〜次世代の縛師達〜 お隣のブースは若縄さん!緊縛体験ができるブースです。 […]

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フェチフェス21参加レポート

2023年1月29日(日)に行われたフェチフェス21の参加レポートになります! 今更かよという感じですね!4月23日(日)に行われるフェチフェス22に参加される方の参考になればと思います。 また行くのを迷っている方に空気感が伝わればいいなと思っています♪   桃鞭.com 開場前に写真を撮らせていただきました。 お寿司の口枷かわいい〜!美味しそう〜!後で伺ったらほとんど売り切れていたので早く撮らせてもらってよかったです。いつも口枷のアイデアがすごく面白いです、写真では見切れているけど食パン口枷とか、かわいい。桃太郎さんといえば鞭!鞭も会場価格で売られていました。あっという間に売り切れていましたね・・・。ちょっと狙っていました。個人的に一本鞭を注文したので届くのが楽しみです〜♪ 桃太郎さんTwitter リーベゼーレ 今回初出店のリーベゼーレさん革製品を主に製作されています。鞭や手枷足枷、いろいろとあります。今回私が一目惚れしたのはこちら!お花の首輪、手枷、足枷セットです!色も3種類でしょうか、かわいい〜!馴染みのM男さんにねだって白を買ってもらいました笑いつもありがとう〜〜〜LOVE❤️ リーベゼーレ 大美屋工房 フェチフェス常連の大美屋工房さん。当日機材トラブルでカメラが起動せずスマホで写真撮っていたのであまり写真を撮っておらず・・・大美屋ガールズが本当に豪華です!豪華〜!華やか〜!とりあえずブースを訪れてみると目の保養になると思います。マスクを購入すると、自分の顔に合わせて耳にかけるゴムを調整してもらえますよ。なんて親切仕様なのでしょう。私も2個所持しています。このマスクのいいところは顔が盛れるところです、加工アプリいらず。そして何故かちょっと目がたれ目に見えます。 大美屋工房のしげさんTwitter   株式会ムカイ ムカイさん今回も取材させて頂きました。今回はのぞき穴からのぞくスタイル。一体何が見えるんでしょう? のぞいている私おお〜これはこれは・・・!写真を撮ってくれたサドさんも最初僕はいいよ・・・と言っていたけど私が楽しそうにのぞいていたら、僕も見ていい?とのぞいていました笑ブースの周りにはファンの女性たちが順番待ちをしています。毎回面白いアイデアを出してくるムカイさん。次回は参加されないそうです、残念、戻ってきてくれたら是非遊びに行ってみてくださいね♪ ムカイさんTwitter     ということで今回は持ってきたカメラが起動せずあまり取材できませんでした・・・不覚です。次回のフェチフェスも取材班として行きますのでいろいろブースまわります。1月はブースのお手伝いしたり、個人的な買い物したりと充実したフェチフェスになりました。次回4月23日!フェチフェス楽しいところなのでお気軽に遊びにきてください〜!      

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『SM Fes! #4』例のプール貸切イベント、行ってきた!

 『SM Fes! #4』とは、新宿御苑にある『例のプール』をメイン会場にしながら、歌舞伎町にあるお座敷BAR『Tied-up』(Twitter:bar_tied_up)と緊縛サロン『縛楽(しばらく)』(Twitter:shibarakuinfo)も格安金額で利用できるSM体験型イベントだ。企画・運営は「なかの」さん。 【SMFes開催中!】 20時まで例のプールをメイン会場に、Tied-up&縛楽でも開催中! 当日券販売もやってます!エロが好きな人、SMに興味がある方はとりあえず新宿御苑に集合!@bar_tied_up @shibarakuinfo @fenrir0625 @tukinokizuato @NakinawaTail @egosado @samidare_sm @luna_SMmatching pic.twitter.com/Fb0SR3s5xo — SM Fes! #4【本日開催!】 (@fest_sm) October 29, 2022  「明日、例のプール(新宿御苑)にてお待ちしております」という事前連絡のDMを見て、なんともいえない心の躍動をかんじながら向かった会場は、初見ゆえにどこから入るのが正解か分からない雰囲気だった。しかし、玄関に『SM Fes! #4』公式Tシャツを着たスタッフさんが張り付いており「アッ……ここだ……」と判明。案内を受けて指定の9階までいくと、……おもったよりもフロアが広いっ……!天井、高いっ…!え、え、ここを貸し切っちゃったの!?と、改めて驚いた。 […]

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フェチフェスアンダーグラウンド映像祭 ~「アチラ側」への道、こちらです~

初めまして!フェチフェス新人ライターのemil(エミル)と申します。美酒と美食と美女と美少女が大好きなアラサーです。皆様どうぞよろしくお願いいたします。 11月8日(日) 千駄ヶ谷So Spaceにて開催されました、「フェチフェスアンダーグラウンド映像祭」へ行ってまいりました。目にされた方も多いであろう印象的なフライヤーには、「君の感性は尖っているか」と綴られていましたね。どうにかこうにか回答したいぞと馳せ参じたのですが、その空間は流石フェチフェス、「フェチとは何ぞや」のオンパレード。会場は、物販ゾーンと映像上映ゾーンにわかれておりました。受付を済ませ、物販ブースゾーンからお邪魔します。 のっけから眩い美女、みおりさんが迎えてくれました。眼福です! 実は彼女、白い太ももが大変に痛々しい状態でした。ご本人は平然としていらっしゃって、笑顔でお写真にも応じてくださったのですが、こ、これは・・・オトナの事情で掲載NGです。実際に会場へ行かないと知れないこともある。こんな素敵でデンジャラスな出会いも、イベント参加の醍醐味ですね。 ちなみに物販では、氏賀Y太さんの同人誌や、ゴア・フェティッシュアートフェスティバル「艶惨」のフライヤーなども手掛けるGENKさんのイラストがプリントされたTシャツなどもありました。So Cool!! そして、死体写真家・釣崎清隆さんのブース。釣崎さんの写真が私達に見せてくれるのは、肉の形。生の先にある死の姿。そこに息づく、命の気配を感じとることができました。 MADシリーズでお馴染み、V&Rプランニングのブースでは、なんと歴代のデスファイルシリーズとジャンクシリーズのVHSパッケージラベルを一挙大公開!マニアにはたまらない&こういうものが好きな人の好奇心に火をつける素敵なコレクションでした。DVD化されていないところもまた、ファン心理をくすぐります。 ちなみにこういった映像や情報は、東南アジアから仕入れてくるのだそうです。現代日本は清潔すぎて綺麗すぎて、汚いものや醜いものを見る機会がありませんね。死だって、多くのものが病院や警察で管理されています。死を、触れてはいけない、聖域にあるようなものにしてしまうのって、本当に良い、いや、正しいことなのでしょうか。・・色々と考えさせられてしまいます。 そしてこちらは、人体をモチーフとした立体作品やタトゥーシールなどを制作するREINAさんのブース。売り子のかちゅしぃ~さんと、仲良しツーショットいただきました。売られているタトゥーシールは、ポップで猟奇カワイイ! おふたりともオシャレに貼っていらっしゃいました。ハロウィンは終わってしまったけれど、クリスマスパーティーや忘年会にも使えそうですね。 明るくて優しくて笑顔が素敵なお二人のまわりには、ファンの方が次々と集まっていました。デザインフェスタにも出展されるそうなので要チェックです! 映像上映ゾーンは、コンペディション部門と招待部門に分かれておりました。コンペ部門では、事前に公募され、審査を通り抜けた映像作品が、観る方々の感性を刺激します。世界各国から集まったキレッキレの作品達、私もいくつか拝見しました。日本で生まれ育ったがゆえの共通認識に納得したり、海外アーティストゆえの発想や着眼点に驚いたりしながら楽しませていただきました。文化的背景などによっても使われるモチーフが異なっていて、「文化が違えば感覚も違うんだな」と、改めて感じたりもしました。 どういうことかと申しますと、たとえば。日本のお化け屋敷は、どことなく湿っぽくて陰気くさくて足のない幽霊が出てくるけれど、欧米のホーンテッドハウスは、甲高い悲鳴が聞こえたりゾンビがおそいかかってきたりする。そういう「感覚の違い」です。 ちなみに、土足NGの地下フロアでは、靴にカバーをかけていただきました。私はこのカバーに、なんともいえない胸キュンを覚えてしまいました。嗚呼・・・禁断の世界に入る感じがする。ただ土足がダメなだけなのに。妄想炸裂。 そして私はこのたび「実は今日がフェチフェスデビューなんです」という、はにかみ笑顔が最高に可愛らしい、フェチフェスガール研修生のめらみるくちゃんを激写させていただきました。やったね! 彼女のポテンシャルに期待が高まります。 物販、18禁ブースにもお邪魔しました。ラバーフェチ、ゼンタイ、アニメやその他諸々、沢山のDVD作品を手に取ることができました。 黒ゼンタイにウサギ耳の素敵なお客様も激写させていただきました。もっとお近づきになりたかった・・。私も次回はゼンタイ着用しちゃおうかしら。うーん、ラバーも捨てがたい。困ったものです。 招待作品の上映ゾーンでは、氏賀Y太原作、佐藤サド監督、ニコニコ生放送でも話題持ちきりだった「まいちゃんの日常」PVも放映されました。そして2016年、なんと新作「まいちゃんの日常:血肉の館(仮)」が公開予定です。原作には登場しなかったキャラクターとして新作に登場するメイド役、名無しの千夜子さん、同じく出演女優の今駒ちひろさん、さらには佐藤サド監督と、3人の舞台挨拶もありました。フェチフェスだからこそ笑えてしまいましたが、多分あまり笑ってはいけないような気もする撮影秘話などが盛り沢山のステージに、集まった皆様も大興奮。公開が楽しみです! そして個人的にも沢山笑わせていただいたのと、お客様一体となって大変盛り上がっていたのが、下関マグロさんと早川瀬里奈さん、範田紗々さん、REINAさんの4人によるトークショー。皆様の出演作や作品、それぞれのフェチ、性癖など、ぶっちゃけトーク炸裂でした。観客の皆様も自然とオープンになれていて、どこか温かい空気に包まれる会場内。 こういう話って日常生活ではタブー視されがちだけれど、ふとした突破口があると色々な人の口から「実は自分も・・・」とこぼれてくるから不思議です。誰もが、何がしかの「人に言えないコト」を抱えている。そしてそういうものを時々表に出せる機会があると、ものすごくスッキリして自分を受け入れてもらった気になれたり、他人に対する理解も深まったりするのだと思います。そういう役割を担っているもののひとつとして、映像や造形を創作するアーティストや、パフォーマンスを提供する俳優がいる。彼らが私達を、「日常の向こう側」すなわち「アチラ側」へと連れていく手伝いをしてくれる。「死」なんてのも、「アチラ側」を想起させる判りやすいキーワードだから、とても引力がある。引きずり込まれそうになります。 もちろん本当は、アチラ側に何か素晴らしいものがあるわけじゃなくて、誰もが、自分の内側に、甘美な何かを持っているのです。フェチって、そこへ向かうための妄想なのではないでしょうか。「フェティシズム」という言葉は、もともと文化人類学の分野で生まれた言葉で、現在一般的に認知されているものとは少し意味が違います。けれど「ある人間のもつ特別な価値観」という意味では共通しています。その価値観は本来誰かと共有できなくて構わないはずなのだけれど、それでも人間は「人のあいだ」に生きている生き物だから、時々ふと、共感したくなる。そのための場として、フェチフェスが有意義な存在なのではないでしょうか。そんなことを思いました。 今回の上映作品、トークショー、全てをご紹介できているわけではありません。どうかご了承ください。本当はまだまだ書きたいことがあるのですが、あとは皆様の感性で、道なき未知の道を、歩んでいただきたいと思います。 […]

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