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緊縛ショー・喜多征一『逝かせ縄LIVE』を見てきた!

2022年9月25日(日)、緊縛師・喜多征一さんによる『逝かせ縄LIVE』を見てきた。  過去記事に飛ぶと分かるが、緊縛モデルを務めていた人のほとんどのTwitterアカウントが今はない。皆さまざまな理由で卒業していくからであるが、レポートを書いていた当時はそうなる可能性を考慮していなかった。喜多征一先生が率いる『喜多道場』という場で受け手や縛り手として顔をあわせ、交流していたかたもおり、舞台に立つことはなくなっても身近な環境からすっぽり消えることはないだろうと思い込んでいたのだ。    しかし、「モデルさんや受け手さんの入れ替わりは昔からずっとあるよ。そりゃ皆それぞれに事情を抱えているから変化はするさ。何年もいてくれる人もいるけど、それぞれ関わるペースがある。何かを強要することなんてない。お互い無理なくやっていけたらいいんだよ」と先生から聞いて、ああ、そういうものなのかもしれないな……と少し納得した。実際、本当に表現の世界からいなくなったわけではなく、自分の輝ける場所を移して活躍している人もいる。縛られる姿を見れなくなっても悲観することはない。ただ、同じ領域で何かを継続する、積み上げることの尊さを強くかんじるようになった。   ▼次回 10月30日(日) 喜多征一『逝かせ縄LIVE』名古屋 ※東京と名古屋でのライブ開催を毎月交互に繰り返しています。よって、11月は東京、12月は名古屋の予定。 ✨️ご予約受付中✨️ 各席 埋まってきていますので お早めにご予約くださいね‍♀️ 10/30(日) 13:30/14:00 喜多征一 【逝かせ縄LIVE】名古屋 @ velvet i scream今池 –出演モデル– ・涼 ・凪紗 ・なおこ ・こはる […]

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そうだ赤線跡、行こう。③ 花街が設立した株式会社

絢爛かつ妖艶な想像をかき立てる”花街”。芸を売る芸妓は花街、春を売る娼妓は遊郭と区分けされていたが、花街にも少なからず娼妓が存在していた。不特定多数の客との売春に勤しむ娼妓は”不見転(みずてん)”と呼ばれ侮蔑されていたが、多額の借金を背負っていた者が多かった花街では不見転は珍しくなかったそうだ。ここでは戦前の花街の業態や金回りについてちょっとばかり書き記してみたいと思う。 花街の別称 三業地花街とは、「置屋・待合・料理屋」の三業が集う地域の呼名である。三業に加え「検番」と呼ばれる業も存在する。現在でも”三業”の地名を持つ区画が都内にいくつか存在する。東京平井へ行くことがあれば電柱を見て欲しい。この地が三業地であった名残を見つけることが出来る。赤線オタクはこの地名を見つけられると幸せな気持ちになれる。実にニッチで安上がりな趣味である。電車代以外に金が掛からないからな!!     以下、三業と検番について簡単に説明したい。 「置屋」芸妓の所属部屋と言ったところ。あくまで芸妓達を置いておく場である。客を上げることは禁止されていた。現代に例えるならばデリヘルの待機所のようなものだろう。三味線や舞踊の稽古をつけていた置屋も存在していた。   「待合」芸妓との遊興に励むための場。客は待合へ足を運び、そこで芸妓と落ち合うことになる。客の要望に応え、客好みの芸妓の派遣を「検番」へ依頼するのが待合の役割だ。待合は貸し座敷なので料理は出ない(だが酒は出る!)。仕出しで料理を注文することは可能であったそうだが、もちろん特別価格になる。だったら何かしら腹に入れてから遊びに行った方が得じゃね?と思ってしまう訳だが、そんな野暮な男は芸妓たちから軽蔑されるに違いない。非公認で売春が行われていた待合も存在していた。そのような店には、男女が熱い一夜を過ごすための寝具が備わっていた。 一方、自前の板前を雇用して料理を客へ出していたのが「料理屋」。こちらは待合と比べて高級店という印象。絢爛なお座敷遊びの場としてイメージしやすいのは料理屋の方だろう。いわゆる”料亭”というやつだ。某M崎アニメ映画の一作品は、料理屋をコミカル・ポップに描いている。幼子を金銭で釣ろうとしているカオナシは富裕層の男性を揶揄しているのだろう。金を手にした男は今も昔も下衆である。 平井に現存している料理店と料亭(現在は普通の料理屋として営業している)。東京都公安委員会から交付されたことを示す鑑札が掲示されている。料理店の許可を公安委員会が与えていたという滑稽な時代の残骸を楽しめる。 「検番」置屋で待機している芸妓を客が待つ場へ取り次ぐ役割である。待合や料理屋は芸妓のデリバリーを置屋へ直接依頼することはしない。検番を通じて置屋から芸妓をデリバリーしてもらうのだ。…なんだかややこしい。しかし、これは花街を管理するための一環であったらしい。特定の置屋と待合・料理屋における癒着を防ぐには、管理を複雑化することが望ましかったようだ。 また、客からの花代・玉代は芸妓へ直接支払われない。待合や料理屋の手に花代・玉大が一時的に渡り、検番がそれを後日徴収する。徴収した額から経費などを差し引いた額を検番が置屋へ支払うのである。そして置屋の取り分を差し引いた額が芸妓へ支払われる…と言いたいところだが、芸妓の多くは債務者であったため、賃金を手に出来るものは少なかったと言われている。こりゃかなしすぎるな。 待合への仕出し手配、トラブル対策、芸妓の送迎なども検番が請け負っていた。デリヘルで例えるならば電話対応や備品調達、ドライバー采配などを担当する部署が検番である。総務と経理を包括したような部署だと思えば想像しやすい。   花街と株券三業と検番の業務内容・金の流れをざっと説明してみた。しかし、興味深いのはここから先の話である。時は昭和、先進的な考えを持つ花街は”株式会社”を設立することに目を付けた。三業・検番それぞれが独立した株式会社を設立。株券発行によって資金を調達し始めたのだ。以下は”株式会社住吉藝妓検番”が発行した株券である。昭和15年発行、1株50円。現在の価格に換算すると単元は17~20万円。株主かつ代表取締役の木下常吉氏、彼の名をググると…..これ以上はやめておこう。   “株式会社住吉藝妓“が発行した株券も確認されている。こちらは検番ではなく置屋が発行したものではないかと思われる。1株500円。現在の価格に換算して単元は170~200万円。花街の景気がいかに勢いづいていたかを認識させられる。 世の中広しといえども、株式会社を設立していた水商売・売春業者が過去に存在していたのは日本だけではないだろうか。当時の日本の性と娯楽、金に関する特異さ面白さに興味が尽きない。

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2年半ぶりのリアル開催!FF19参加レポート最終回

FF19参加レポート最終回! 最後は6Fに出展されていたサークルさんをご紹介します。 (お時間の関係上、全てのサークルさんを取材できていません。ご了承を、、🙇‍♀️)   参加レポート①(4Fサークル紹介)はこちら 参加レポート②(5Fサークル紹介)はこちら   FF19 6F 大尻力 フェチフェス初回から「尻」をテーマに出展されているサークルさん。 この日取材に応じてくれた売り子の東野羽海さんにも推しポイントを聞いたところ、元気に一言「ケツ!!!!!!」と答えてくれました。 ほんとにいいケツでした、、眼福。東野羽海さんはこの日持参されたROMを完売したい!と意気込んでいました。 次回の出展ではどんなモデルさんの「尻作品」が出展されるのか気になります!     月面舎 フェチフェスには5-6年前から出展されている月面舎さん。 今回のROMの一押しポイントは「ローションなどの濡れ系」とのこと。野外で雨に濡れたりお風呂などで濡れ濡れのROMを頒布されていました。 ローションでの濡れ感は良く拝見しますが野外での雨撮影はなかなかモデルさんも体を張っています、、! コスホリなども出展されているのでぜひチェックを!   Twitter:https://twitter.com/getsumensha HP:http://getsumensha.blog.fc2.com/   […]

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2年半ぶりのリアル開催!FF19参加レポート②

FF19参加レポート②と題しまして 今回は5Fに出展されていたサークルさんをご紹介します。 (お時間の関係上、全てのサークルさんを取材できていません。ご了承を、、🙇‍♀️)   参加レポート①はこちら   FF19 5F V&R プランニング V&R プランニングさんもフェチフェス常連!毎回好評の便器撮影会は「和式便器の下からパンチラを合法的に撮影」できる発想力が天才と呼べるブース。 そしてモデルさんのこの破壊力満点の笑み。かわいい。 ブースに来られた方は皆さん「素晴らしい!」と絶賛してくれるそう。 出展側のスタッフさんも、「素晴らしいパンチらなので、いらっしゃるお客様全員に体験してほしい」とのこと。 まだ体験されていない方は次回のフェチフェスでぜひ「合法パンチラ」撮影体験をしてはどうでしょうか。     SWEET RUBBER BERY 普段は1Fで出展されていることが多いというSWEET RUBBER BERYさんは、今回のフェチフェス「復活回」で5Fフロアに来られて嬉しいです!とのこと。 怖い中にも美しい、恐い中にもエロティックな絵を描かれている画家さんです。 […]

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2年半ぶりのリアル開催!FF19参加レポート①

4月17日、約2年半ぶりのリアル開催となったフェチフェス19(以下FF19)。 感染症の状況を鑑み、出展を辞退されたサークルさんもいらっしゃいましたが 出展されていた皆さん、一般参加された皆さん、とても楽しそうだったのが印象的でした。 特にサークルさんへのインタビューではほとんどの方が 「2年半ぶりのリアル開催、知り合いにも会えて楽しい!」と久しぶりに顔を合わせて同志との再会に喜んでいるようでした。   FF19レポートは3回に分けて4F、5F、6Fとインタビューに答えていただいたサークルさんを一部ですがご紹介していきます!   FF19 4F 大美屋工房 FF常連となっているブースの一つ、大美屋工房さん。 製作者のしげさん曰く「今回は全部が新作! 全部見て!」とのことで 今回も斬新かつ奇抜なかっこいいマスクが並んでいました。 大美屋ガールズのみなさんも着用している大人気の肋骨アーマーは、モデルさんが動きやすいように骨や筋肉の動きに気を付けて作製されているそうです。 次回の出展は5/21,22デザインフェスタ、6/5オンナイト、6/12アーティズム名古屋、6/17~19かわいいは世界を救う展。 とくに5/21,22デザインフェスタではサイバーブランドのD3さんとのコラボレーション出展でコラボアイテムも発表されるのでぜひチェックを!   Twitter:https://mobile.twitter.com/522pa Instagram:https://www.instagram.com/sige009/       縄光画団 […]

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【フェチフェス19】フェチフェス初心者は約1万円で何を買う?

はじめまして、仙人草こと仙ちゃんと申します! 去る4月17日に開催されましたフェチフェス19。 約2年ぶりの開催ということで多くの方が待ち望んだことでしょう。 私も、初めてのフェチフェスということで前日はあまり眠れませんでした! しかし、私はフェチフェスどころか即売会に行くのも初めての経験。 写真からどのようにブースが配置されてるかわかっても、現場はどうなっているのか、どのような雰囲気なのか。 不安と緊張が入り混じりながら、私は軍資金である一万円札を握りしめ会場へと向かいました。 この記事では私がいくつかのブースとそこで購入したものを紹介させていただきたいと思います!   TOKYO ZENTAI CLUB   最初に向かったのはTOKYO ZENTAI CLUBさんのブース! ZENTAI CLUBさんはフェチフェスの初期から参加されており、イベントや撮影会などを定期的に開催されてます。 私もちょくちょくイベントなどにお邪魔させていただいており、この日も快く歓迎してくださいました。   ここで購入したものはこちら! 写真集『ZENTAI LOVE』です! 様々な色合いの全身タイツを着た方や、過去に開催されたイベントの様子などをまとめた写真集です!   […]

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BLOOD BLACK 流血がいっぱい~PLEIN SANG~

赤と黒配色の嗜好として最も好まれているカップリングではないだろうか。 BLOOD BLACK ←フェ血スショップ、フェチフェスブースで販売中! 佐藤☆サド監督作品 主演 きくり流血フェチ、血液フェチ(ただし美少女に限る)にとって傑作と言える内容だと思う。 「脱ぐとこは撮らないで///」「めっちゃあやしい人になっちゃう///」 きくり女史の恥じらいがまんざらでもない(笑) っていうか、凄くイイ!BGMはサティ ”Je te veux”  バッハ ”G線上のアリア”これらは偶然にも撮影現場に流れていた曲である。 クラシック音楽と流血 このマリアージュを越えられる視聴覚のシチュエーションは他に存在しないと断言する。生の証である鮮血が流れている背後にこそ、クラシック音楽は”映え”するのだ。サド監督は血液フェチかつクラシック愛好家である。少女の流血をバックにクラシック音楽。此の様な表現はサド監督の趣向なのだろう。 サド監督の流血作品はいずれも映画作品を模したタイトルが付けられてる。BLOOD RUNNERはBLADE RUNNERBLODD DROMEはVIDEODROME BLOOD BLACK これはスタンダール「赤と黒」をオマージュしたのだと思っている。スタンダール 「赤と黒」 赤は”情熱・戦士” 黒は”静止・死・聖職者” を意味する。 主人公ジュリヤン・ソレルは出世欲と情熱的な愛(赤)を抱いている聖職者(黒)。愛の為に犯した罪を受け入れ、最期に彼は死を受け入れる。黒ベースのシックな装いのきくり女史がレグカ流血する姿に、サド監督はジュリアンを重ね合わせたのではないだろうか。 (※ サド監督に後日聞いたところ、この作品とは無関係とのことw) 「赤と黒」といえばカストリ雑誌のタイトルにも同じものが存在する。当時の世相からすると過激すぎて発禁を喰らったことのある成人雑誌だ。 カストリ雑誌のような禁忌とエロティックをBLOOD BLACKからも感じられる。見てはならないモノをついつい見てしまいたくなる感覚、といったところだろうか。きくり女史の白い腿から流れる鮮血に対して、何とも言えぬ性的興奮を憶える。深く切り刻まれた腿は皮下脂肪までも露わにしている。普段は絶対に見ることの出来ない彼女の中身が晒されているのだ。血の滲んだ皮下脂肪からも、この上ない官能的魅力を感じてしまう。血液・レグカフェチの性なのだろう。 フェチフェス フェ血スブースにてポストカード販売予定 実をいうと、BLOOD BLACKはサド監督が酩酊している状態で撮った”酔拳作品”なのである。”サド監督の酩酊” ”偶然にも流れ込んだクラシック曲” ”きくり女史の機嫌” これらが三位一体となって制作された奇跡の映像作品といえる。 「レグカをするなら貝印のカミソリがいい」きくり女史からブランド指定を受けていたが、残念ながら撮影時に用意することが出来なかった。続編を撮らせてくれることを願いつつ、貝印のカミソリを彼女の為にストックしておこうと思う。 オフショットスマホレンズに血液を接触撮影クローネンバーグ監督の真似事である ↓↓↓フェチフェス フェ血スブースにて他のレグカ・リスカポストカードも販売予定!いやぁ、血液って本当にいいもんですね~

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『オナホ制作ワークショップ』by ホットパワーズ

『下品で最低(GEHISAI)』という18禁の展示イベントを原宿で観てきた話のなかで、オナホメーカーであるホットパワーズ略してホッパの『オナホ制作ワークショップ』に参加したことをチラッと伝えていたが、先に、そこにたどり着いた経緯を残しておきたい。フェチの道は地続きだなあ、あゆんでいけばもっと広がるかもとおもえる、よいきっかけになったからだ。 #下品で最低 オナホ制作ワークショップなう pic.twitter.com/ScYrSsAIpB — くーりー|️ (@CooleyGee_ff14) March 20, 2022 まず、週刊SPA!(扶桑社)という雑誌で数年前に『全日本クンニ選手権』なるものが新宿であるという記事を読んだことがあり、ずっと気になっていた。当時すぐにアクセスしなかったのは家庭の事情でプライベートな娯楽時間がほぼ確保できなかったからである。ふと、今どうなっているのか?と気になりウェブ検索をしてみたら継続的に開催されていると分かった。   その流れで得たのが、AV男優しみけん氏がプロデュースしている女性用風俗スイートスポットの所属セラピストに優勝経験者がいるという情報だった。源氏名を恭介から「クンニおじさん」に改名するという離れ業をした男性で、通称「クニおじ」という。Twitterのbio欄にもひそかに明記されている。クニおじがいたおかげでわたしは女風ユーザーになったし、スイスポさんには今でもお世話になっている。 スイートスポット公式 「クニおじ」の名刺が出来あがりました❗️ 改めて笑う! ご予約された方にはもれなくお渡しします。 貰って嬉しんかな?#スイートスポット #クンニおじさん #女風 pic.twitter.com/XvaVmCsfbg — スイートスポット【クニおじ】 (@ss_kunniojisan) February […]

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『下品で最低』ことGEHISAIを原宿で観てきた!

『下品で最低』通称『GEHISAI(ゲヒサイ)』という、18禁の展覧会を原宿で観てきた。開催場所は、「全てのアーティストのためのギャラリー」をうたうデザインフェスタギャラリーで、この度で5回目となる。わたしがこのイベントを知ったきっかけは、オナホに情熱を費やす店こと『ホットパワーズ』略してホッパ主催のクラウドファンディングだった。 【ホパウドファンディング9】 18歳未満入場禁止展覧会「下品で最低 5」を盛り上げたい! 【2/28まで】 https://t.co/nV1ZuNaT08 始まりました!みんなで成功させよう!!大人の学園祭を楽しもう!!ご支援お待ちしております!!#下品で最低 pic.twitter.com/EMRucIlQB2 — ホットパワーズみくら👺3/31下品で最低配信&3月卒業 (@hop_mikura) January 21, 2022 そもそもオナニーホールって、男性向け(男性器を女性器へ挿入する型になっている)アダルトグッズなのに、どうしてわたしがそこのTwitterをマークしているか……? というのは説明がややこしくなるので省くが、ともかく、いつだって全力でエロを楽しむホットパワーズが応援している団体なら面白いに違いない!とおもってクラファンのリターンを即確認した。追加特典も含めリターンの種類は9つ。そのうち、わたしが選んだのは『オナホラークショップ参加券5,000円』だった。ホッパのベテラン工場長が指導をしてくれるという。萌える。 【リターン5】 「下品で最低5」オナホワークショップ参加権 5,500円 →3/20(日)に開催予定のオナホワークショップに参加できます。自分でオナホールを作れるチャンス!! 指導はホットパワーズのベテラン工場長が致します。https://t.co/nV1ZuNaT08 pic.twitter.com/CPCdPCPD7b — ホットパワーズみくら👺3/31下品で最低配信&3月卒業 (@hop_mikura) January 21, […]

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そうだ赤線跡、行こう。② 小鳥の町 藤沢新地

藤沢新地 藤沢市辰巳町藤沢にはかつて特殊飲食街が存在していた。俗に言う赤線である。それより以前は藤沢遊郭として周知されており、江戸時代には区内の旅籠屋で飯盛女(遊女)が男たちの相手をしていたという。 今では呑み屋が数店舗残っている程度である。 ①小鳥の街少しばかりファンシーな印象を受ける地名。旧藤沢新地の呑み屋群の呼名である。「ひよ子」「せきれい」といった鳥に因んだ店名が軒を連ねている。折角なので一杯吞んでいくか、と暖簾をくぐってみた。   ②スナック 「ひよ子」キリンビールを頼むと、傘寿を迎えるという店主が酌をしながら当時のことを語ってくれた。福岡出身の店主は脱サラをして半世紀近く前にこの土地で店を始めたそうだ。「当時は呑み屋が400件以上並んでいた」「客の取り合いで頻繁に喧嘩をしていた」「店の戸のガラスが割られることなんて茶飯事」 話好きな性分なのだろう。興味深い話を淡々と語ってくれた。一通り話し終えた店主がそっけなく放った一言が印象的だった。「もう昔の話だね、若い人が少なくなったし」   赤線ネタに話を戻そう。ひよこの店主曰く、”小鳥の街”自体は赤線ではないが、道を挟んだ反対側の呑み屋街は2階建ての建物が多く、それらは特殊飲食店(赤線)であったとのこと。 取り壊される前の旅館「仙成旅館」「松竹旅館」google mapから2010年の画像を引用小鳥の街の真向かいに位置していた。赤線時代は連れ込み宿として数多の男女が逢瀬を重ねていたのであろう。   旅館と特殊飲食店は既に取り壊され、今はマンションが建っている。だが、お稲荷さんだけは当時と変わらずに祀られている。赤線・遊郭跡地にはお稲荷さんを祀っている神社が多い。このあたりは別の機会に述べたいと思う。 ③藤沢仲好会飲食業共同小組合小鳥の街から歩いてすぐの呑み屋街”仲好会”。この地域は赤線であったそうだ。如何程の”仲好しさん”が一夜に誕生したのだろうか。     小鳥の街このような地名がついた所以は分からない。不自由な小鳥の運命を売春婦に重ね合わせたのだろうか。既に鬼籍に入っているであろう彼女たちが天国で自由に飛び回っていることを願う。      

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