フェチフェス06<その3>~ユニークな表現が集うアーティストたちの登竜門

フェチフェス06<その3>~ユニークな表現が集うアーティストたちの登竜門

ユニークな表現であるが故に必ずしも万人受けするわけではないアート作品たち。そこに込められた「フェチ」な感性はフェチフェスの中でこそ輝く。今や、フェチフェスはアーティストたちの登竜門である。今回の記事では、アーティストの皆さんを紹介したい。

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ゆかいなゆかいな輸入DVDでみる映画の世界♪その2

えーさてー、みなさまぼちぼち寒くなってまいりました、いかがお過ごしでしょうか?風邪をひかない程度にご自愛くださいませませ。 コメントコーナー、一回目からさして間も空けずに第二弾!といきます!勢いつけてガンガンいくぞー!…。 →と、このように始めの頃は威勢がいいのがいつものパターン ゆかいなゆかいな輸入DVDでみる映画の世界その2。はじまりはじまり。パチパチパチ……パチ。 ここでは誰もが知っているヒット作ではないややマイナーで、でも監督のカラーがしっかり出ている、そんな映画をチョイスしていきます。さらにソフトも海外版でしか、ゲットできないような通の好む、あるいは国内版は以前出ていたとしてもさして意味もなく「廃盤」になってしまってまず手に入らないものという特殊な作品をなんとか英語字幕とかで気合いで読みこんでいきます。もちろん片手にリモコン持って英語の字幕が追いきれないときは瞬時に一時停止→ゆっくり読んで→再生…この繰り返しという楽しいというか「修行」のような鑑賞になることも時には。しかし、分からないまま再生し続けてますます分からない…となる可能性は非常に高い。なのでみんなも一時停止を使用してでもキチンと流れを追いましょう!というか、私の映画コメントをがっつり読んでからみれば大分わかりやすいですよー♪ では今回ご紹介の作品。 あの有名なキングオブゴアの称号をもつダリオ・アルジェント監督作品。もちろん「サスペリア」などのウルトラヒット作でホラー好きでなくても知っているまさに巨匠です、が、その中で海外のテレビの企画番組「マスターズオブホラー」シリーズで放映された「PELTS」(毛皮)をご紹介いたしますです。実際見ると分かりますが、初期のドラマ性の高いサスペンス=ジャッロという=要素はどこへやら、とにかく「グログロのゲロゲロのグチャグチャのヘロヘロ」としか表現のしようがない中身で、こいつはへたすると視聴者を「気分悪くしようと意図している」んじゃないかという疑いすら湧くほど悪意に満ちた作品。しかしあえてそれをご紹介。          じゃーん…           ダリオアルジェント  「MASTERS OF HORROR: PELTS」(愛と欲望の毛皮) (2006)     血みどろ系の好きな奇人変人変態さん必見!お話自体はさしてどうということもなく、なんでもアライグマの毛皮をお目当ての女にプレゼントしていい思いしてやろうというスケベおやじの奮闘劇。 ではまずは、ここで悪魔のように恐ろしく表現されてる「アライグマ」とはどんな生き物か参考に、よた話として…「家屋や寺社の屋根裏への侵入、勝手にねぐらとして利用することによる汚損が報告されており、歴史的建造物が被害を受ける例もある自分で穴を掘らずになにかしら巣に利用できそうな場所にずうずうしくいすわる」。 とまあ、見た目と違ってかなりの害獣らしい。まるで貧乏すぎて友人の下宿にいすわる上京学生だ…おい!ずうずうしいぞ!新井! ちなみのこの作品では夜中に墓場に群れが現れてそこに狩りの業者が捕獲にくる。しかし夜中に墓場って、なんでだ?コワ。廃屋みたいなとこに住み着くらしいから、どうやら墓場をいい住処にしてるのかな。確かに入り組んだ構造で人が夜はまずこないと考えればなるほど納得。廃屋とかに住んで屋根裏とか穴があればそこにもぐるらしい、それが墓場でってことは…なんか気持ちわるいな。 よくアニメの主人公になって人気が出て、ペットになるとか思い込んでる人とかいるらしいがあぶない。人間の感情とか言葉とか使うやたらに可愛いキャラで登場させたりとか、性質も柔和とか思い込んでたらホントあぶない。いやアライグマじゃなくそういう人のほうがね(笑) 最近も突如秋葉にアライグマが現れて、木に登って大捕り物ってニュースがあったな…。捕獲時にかまれたらしいぞ警官が。 どうも、本当はこうらしい… あ、関係ないけど似たようにキャラを勘違いされがちな生き物に熱帯に住んでる猿の一種「アイアイ」っていうのがいるんだけど、みんなー知ってるかな?可愛い童謡に出てくる「アイアイ」ってしっぽがながーいおさるさんだよー♪こんな感じ。 でーもー実際は地元の人々の間ではかなりぶきみな生き物で恐れられているのだ。 ハイこれ   こわっ! […]

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ゆかいなゆかいな輸入DVDでみる映画の世界♪

        さてと、初回なので気合いを入れてかくぞー! ということで、フェチフェスBlog映画部門を書かせていただきますシマノと申します。寄稿する時には別名「BAVA MARIO」を名乗っております。以後お見尻おっきーを。このペンネームはイタリアのゴシックホラーの巨匠マリオバーヴァ監督より拝借&リスペクト。こちらのBlogでは映画のgp紹介!さて、海外輸入DVDの中には日本で公開すらされていない映画で、または新作でも公開されるかどうかすらまだ現時点でははっきりしない微妙な新作から、これはぜひとも見ておくことをすすめたくなるような素敵なタイトルを選りすぐり楽しくみなさんにご紹介していきます。 これから公開されるかわからない、とは海外の制作国で公開されても日本ではどうなるか未定のものもいっぱいあるわけですし、それを先行して見るとはひょっとして一般的に日本国内で登場する前に個人で「先行ロードショー」しちゃうってこと!これってすごいでしょ。そして今回の紹介タイトルはこの流れの例となります。そう、日本で「爆殺都市」などと銘打つことはや一年くらい前から見てましたよーぼくは!  なるべくここではフェチフェスに繋がる「フェチをテーマにした」特殊な作品?を僕の視点で選んで、というか勝手にフェチ目線で眺めて作り手の意図と関係なくてもオッケーという「マイルール」を設定して独断と偏見をもって解説しようともくろんでおります。 最初からマイアピールですみませんが、知る人ぞ知る奇人と変人の集う街、西新宿のビデオマーケット(輸入DVD小売り店)において時々レジなんぞ「ぺちぺち」打ったり、パソコンの画面を見入っては、なにごとか、「にひひ」などとほくそ笑んでいるの店員はそう、「この僕」です。 実はこの店舗、マニアなホラー、SF、カルト、お色気、等々好きな人には好きなDVDとブルーレイが「たっぷりんちょ」と売られている小粋な店です、ホムペもあるよん、大抵映画秘宝ムック版に広告のせてます。実は僕のライフワークの一環としてなんと自分で自宅のプリンターで印刷した 「僕の夏休み自由研究 映画の生態観察」 という映画のコメント冊子と 「赤ちゃんだけは天使が救う論」 ※こちらは次回の東京文学フリマ、において出品予定です!!内容はドイツ観念論ヘーゲル弁証法の発展形態としての物質と乳幼児における感覚的関連性よりひもとく宗教的精神の発動の潜在性及び必然性試論 という哲学論文みたいな内容の冊子を大胆にも「販売」しております。新宿に来たらよってみてちょ。あ、そうそう「まいちゃん」も売ってますよー♪もちろん。では自己紹介と宣伝はこのくらいで、ぼちぼち本題に…っと。てへへ。     「テーター・シティ 爆・殺・都・市」       「TAETER CITY」                 2012年作品      あの「アダムチャップリン」でも知られる イタリアの監督エマニュエル・デ・サンティ さて、初回の記念すべき紹介となりまするは、イタリアの映画監督で「日本のアニメ好きのおたく」という風変わりな趣味と作風をもつエマニュエル・デ・サンティ監督作品「TEATER CITY」。実はこの作品の一作前に「アダムチャップリン」という実写版「北○の拳」とよぶべき作品がありましてこれがウケたんでビデマで独占的に2作目も取り寄せたところ、またまた面白いんですねこれが。 INTRODUCTION …えーさてー、今の時代「近未来20??年」といってももう時代設定が微妙になってきていて80年代には2010近未来のこと…とかいけてたんだけどもう過ぎちゃってるし。ということでいっそのこと、もう「今から100万年後」とか設定しておけば当分は安心だよ。 こちらの作品、お話はというとウルトラ未来な都市で一番の人類的問題は犯罪の横行(いつもじゃんか)、あいもかわらず法律は破られ、安全なんかない世界、凶悪犯罪への対策は犯罪者のもっているある素質DNAを特殊な電波で見破って破壊する(人間ごと)ことという過激な手段に行き着いている。 これが「シードシステム」という犯罪者に高確率で含まれる特定の遺伝子を見分けてその次には攻撃性を高揚させる電波(どんなだ)も発信!それも他人に向かってではなくそいつ自身に向かって。そう、悪い奴らは「勝手に自害」して死んでくれるという画期的?なセキュリティが街の平和を保っている。 […]

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